朴大統領、中国の抗日全勝行事への出席「ジレンマ」(中央日報)
朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月3日、北京で開かれる中国の抗日戦争勝利記念行事に参加するかをめぐって苦心中だ。今年3月、中国政府から公式な招待を受けた朴大統領はこれまで参加する方向で検討してきた。ところがオバマ米国大統領をはじめ主な西側諸国の首脳に続き最近、日本の安倍晋三首相も中国への訪問計画をとりやめたことが分かり計算が複雑になった。

安倍首相が習近平中国国家主席の記念式行事の招待を受け入れて中国を訪問し、首脳会談が実現すれば朴大統領の中国訪問は自然な外交の歩みになりうる。だが南シナ海の領有権紛争をめぐり中国と対立を見せている日米の両首脳がそろって参加しない状況で、朴大統領だけが参加すれば韓米関係と韓日関係に少なくない負担となる恐れがある。対内外的に「朴大統領が中国にあまりにも傾倒している」という指摘が再び提起される可能性がある。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者は9日、朴大統領の出席の有無について「まだ決定していない」と話した。1カ月も残っていない大統領の海外訪問日程が流動的というのは多少異例なことであり、それだけかなり苦心しているというのが政界と外交家の分析だ。
(引用ここまで)

 3月にイベントに招待されて、5ヶ月以上が経過しているにもかかわらずいまだに返答できずにいるってちょっと異常。
 記事には1ヶ月もないってありますが、残されているのはほぼ3週間ですよ。先方の準備を考えたら、もう残されている時間なんてまったくないと言っても過言ではない状況。

 延々と外交状況を見守ってきた……というよりも、どちらの言うことを聞いたほうが利が多いか見定めていたという感じですかね。
 ですが、決定が遅れれば遅れるほどダメージが累積していくんじゃないかなぁ 

 実際、アメリカからは「出席するな」とは正式には言われていないでしょうが、「出席するのは望ましくない」くらいのことは非公式にささやかれていても不思議はないところです。
 むしろ、そういう目的でリークがあったと考えたほうが自然。

 その一方で中国としては西側諸国からの出席が欲しい。
 その綱引きの中で結論を出すのが遅れれば遅れるほど「なんなんだあいつ」「ここまで結論を引っ張っておいてこれかよ」って話になる。

 実利が少なからず存在していたAIIBと違って、今回の出席の可否はメンツだけの問題です 
  それだけに言い訳がしづらい部分でもあります。

 パク・クネ的には「セウォル号事故みたいな、外交的な欠礼があってもおかしくない大事故でも起きてくれないかなぁ」って祈るような状況かもしれませんね。