中国の抗日式典、朴大統領の出席は来週後半に最終決定か(朝鮮日報)
 韓国大統領府の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は10日、中国・北京で来月3日に行われる「抗日・反ファシスト戦争勝利(戦勝節)70周年記念行事」と関連、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が出席するかどうかについて「諸般事項を考慮し、慎重に検討している」と述べた。 (中略)

 大統領府関係者は「8月15日の光復(日本の植民地支配からの解放)70周年行事の後、早ければ来週後半あたりに朴大統領が出席するかどうか決まるだろう」と語った。
(引用ここまで)

 10日に「来週後半」と答えたということは20日(木曜日)以降ってことですかね。
 国家元首が他国を公式訪問するのに、そのスケジュールがイベントの10日ちょっと前まで決定されない。

 ないわー。どんだけ優柔不断なんですかね。
 政治的手法として「発表しない」ならまだ分かるのですけどね。
 本心では出席したいのバレバレですね。

 さっさと出席を決めてしまえばよかったのですよ。
 アメリカに「これこれこういう理由で出席する」って告げておいて。理由はなんでもいいのです。
 中国との経済問題を話し合うでもいいし、記事にあるように「大韓民国臨時政府のあった上海の施設を訪問するついで」とかでもいい。
 さっと決めて政治的スタンスを定めておけばこんな大きな話にならずに済んだのです。

 出席を決めていたらアメリカからのダメージはあったかもしれませんが、世界各国に招待状を送りつけていたのに西側諸国は誰も対応しなかったという中国の窮地を救って大きな得点とすることもできたはずです。
 それがもたもたしているから、両方から踏み絵を突きつけられて窮地に追いこまれてしまう。

 決断する必要があることを意味もなく先延ばしにすることは、選択肢を狭めて自らの首を締めるだけなのですよね。
 アカギ 1巻の言葉じゃないですが「死ねば助かるのに」ですわ。

 AIIBの時は二の足を踏み続けていたらドイツ、イギリスといった国が参加してくれて、なし崩しに参加できたのであんな感じでもう一度って思っているのでしょうが。
 実はあのときだっていち早く参加を決めていたのであれば、出資比率がADB以下だったなんてオチにならずに済んだかもしれないのですよね。
 ひとつ前のエントリで書いた「バランサー国家にとって必要な他国からの尊敬」を得ることすらできていたかもしれない。 「韓国が他の西側諸国の参加を促した」みたいな形にすることだってできたのですよ。

 そういう政治的センスはまったくといってパク・クネの行動から見ることができません。
 なにを言っているのかさっぱり理解できないことから、パク・クネの言葉を「幽体離脱論法」と読んでいるネチズンがいるのですが、「なるほど」と思わされますね。