【コラム】中国で効果失った韓国企業のコネ(朝鮮日報)
 サムスン電子は昨年5月に最先端の半導体工場を完成させた陝西省西安市は黄土地帯にある。(中略)

 サムスンがほこりだらけの西安に半導体工場を建設した理由は公然の秘密だ。習近平国家主席の故郷が陝西省であることと深い関連がある。現在中国で「指導者」と呼ばれる共産党政治局員25人のうち7人が陝西省で生まれたか、学んだ経験があるか、勤務経験がある。サムスンは西安工場の70億ドル(約8700億円)を投資した。中国国内の外国企業の単一プロジェクト案件としては最大規模だ。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は昨年だけで習主席と3回も会った。 (中略)

 このように中国にコネがあるサムスン電子と現代自だが、最近は中国市場で苦戦している。(中略)

 習近平政権が発足するまで、中国事業にはコネが大切だった。工場の許認可、取引先などがコネで決まることが多かった。当時韓国企業は西洋の国々よりも中国のコネ文化を早期に理解して適応した。しかし、現在はコネが反汚職運動で一斉に力を失っている。韓国企業にいくら強いコネがあっても中国企業と付き合うのは困難だ。西洋と日本の企業は最初から技術とマーケティングで勝負をかけた。中国で韓国企業が誰とのコネをつくろうとしているといったうわさはもはや聞こえて来ない方がよい。
(引用ここまで)

 ちょっと珍しく中国のことを語ろうかなと。
 習近平政権はまずいのですよね。こうやって法治を中国に根付かせようとしている。
 もちろん、その揺り戻しも大いにあって天津の大爆発はその余波ではないかともいわれていますね。
 なにしろ、この2000年というもの法治なんてものが中国に根付いたことはないのですから、反感を勝って当然です。

 その一方で韓国は、その中国における「法治っておいしいの?」という文化に実にフィットしています。
 記事にもありますが、魚心あれば水心。
 韓国がすいすいと中国で工場進出をしたり、中国との貿易額が膨大なものになるのも当然といえば当然だったのですよ。
 伊達や酔狂で15位あたりの世界10位圏の経済大国なのに、腐敗指数では46位になっているわけじゃない。
 ちなみに同じ統計で中国は80位。
 このあたりも「文化として近い」のですよね。

 日本人はどうしてもこういう面において郷に入りては郷に従えがやれない不器用さがありますが、韓国人は「あー、はいはい。そういうことね」くらいの勢いで以心伝心で袖の下をぽいぽい渡せるという有利さがあったというわけです。

 まあ、でもそれが中国で通用しなくなってきたということなのですが。
 上の人間が「腐敗根絶!」って言っているからそれに従っているだけで、習近平が辞めたら元の木阿弥だと思うのですけどもね。