反対押し切った訪中、韓国は中国の「誠意」に期待感(朝鮮日報)
 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が2日から4日までの訪中を皮切りに、今年後半の首脳外交を開始する。

 大統領府の朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は31日、朴大統領の北京・上海訪問日程の詳細を発表、「訪中以降に予定されている外交日程を通じ、韓国の国益を増やす主導的外交で北東アジア情勢の好循環的発展に寄与するようにしたい。(朴大統領の)首脳外交ロードマップが本格的に稼動し始めるだろう」と述べた。

 朴大統領は今年末までに毎月大きな外交日程をこなさなければならない。そこでどのような成果を挙げるかによって、朴槿恵政権の「外交分野成績表」は180度変わってくる。

 その最初の試験台となるのが今回の9月訪中だ。朴大統領と習近平国家主席にとっては6回目となる韓中首脳会談が予定されている。大統領府は今回の韓中首脳会談をさまざまな面で重要だと考えている。 (中略)

 朴大統領は今回の訪中で習国家主席を説得し、3カ国首脳会談の開催を引き出したい考えだと言われている。領土問題で2012年5月以降中断されている3カ国首脳会談に対し、中国は依然として消極的だ。一方、日米は3カ国首脳会談を「域内確執を緩和させる装置」と見ている。今回の「終戦70年談話(安倍談話)」が不十分なのにもかかわらず、朴大統領が「忍耐」を持ち続けているのは、3カ国首脳会談を念頭に置いてのことだという見方だ。

 外交・安保筋は「3カ国首脳会談の実現は、朴大統領の外交的成果として評価される可能性がある。朴大統領の『北東アジア平和協力構想』の第1段階になるかもしれない」と話す。北東アジア平和協力構想は「非軍事分野で域内の信頼を構築し、政治・安保の確執も解決していこう」というものだ。
(引用ここまで)

 「中国の誠意に期待」……ね。
 いまだに「韓国は東アジアの外交で主役になれる」という夢から覚めていないようで。
 日本と中国の間を仲裁して、アメリカに対して貸しを作るっていうのが理想型なんでしょうけども。
 たとえ韓国の呼びかけでで日中韓の三カ国首脳会談ができたとしても、中国はそれを貸しとは思わないし、日本も同様ですわ。
 中国は中国の都合で、日本は日本の都合で動くのですよ。

 前世紀であれば日本は韓国の都合を聞き入れていたかもしれませんけど、もはやそんな勢力はごく少数。
 韓国側はあの手この手で(たとえば道徳性の上下を持ち出したりなんだり)、「旧来の日韓関係」に押し戻そうとしているのですが、日本の立ち位置はもはやぴくりともしませんわな。

 韓国からは「米韓離反は日本の陰謀」みたいな声が聞こえてきていますよね。
 あれは、本来であれば『韓国がうまく立ち回って日米を離反させて、かつ中国と組んでレキシニンシキガーでやりこめて、国際的に孤立させる……』という目論見だったのが原因なのです。
 でも、いつの間にやら日米関係ががっちりと固まっていて、アメリカの識者からも「韓国は中国側」と認識されている。
 その目論見がうまくいかなかったんで、「おかしい、これは日本の陰謀に違いない」ってなっているのです。

 ……いや、「なんで」って言われても。
 韓国が常に正しいのは太陽が東から昇ることよりも確実ですから。
 なにか自分たちの思い通りにいかないことがあったのなら、それは韓国じゃない誰かが悪いのですよ。
 まあ、そういう精神世界の中に住んでいるのです。
 別にこれは対日だけでなく、全世界に対してそういう態度です。

 まあ、この記事を見ても「韓国はうまく立ち回れる」という幻想を抱いているようですが。
 そんな風にできるかどうか、これまでの外交成果を見てみりゃ分かりそうなもんですけどね。