韓国は「帰らざる橋」を渡る(日経ビジネスオンライン)

 いつもの鈴置氏のコラム。
 今回の抗日戦勝パレード参加で、これまで韓国ウォッチャーだけが認識していた「韓国の中国傾倒」がようやく白日の下にさらされたわけです。
 これから「なんでそこまで中国びいきなのか」とか「アメリカは怒らないのか」というところに焦点が行くのでしょうね。

 でも、鈴置さんやうちのような韓国ウォッチャーはすでに「韓国の中国属国化」「冊封体制の復活」を論じているっていう。
 どうしても世間一般の認識からずれが生じますね。ま、しかたがない。
 でもよく考えて下さい。米国が韓国を止めなくなったことの方が韓国にとっては恐ろしいことなのです。もう、自分の陣営に引き止めるほどの国ではないと、米国が見なしたことを意味するからです。

 米国のアジア専門家、ことに安全保障の専門家に「いつまで米韓同盟は持つのか」と聞くと「長くは持たない」と答える人が急速に増えています。

 韓国の「離米従中」と、米国の「韓国への冷ややかな視線」は20年前に――中韓国交正常化の直後から始まっています。米国は韓国に対し次第に疑いを深めてきました。抗日式典問題はその最後の一撃となりそうです。

 冒頭で「米国は韓国にどんな罰を与えるか」と聞かれた話をしました。私はある国の外交官にこう答えました。「米国は罰を与えない可能性が高い。もう韓国を自分の陣営の国とは見なしていないからだ。代わりに、ゆっくりと韓国を見捨てていくだろう」。
(引用ここまで)

 たしかにアメリカは一歩引くでしょうね。
 以前から警告していて「アメリカの逆側に賭けるのはいい手とは思えない」と副大統領までが言っていたのに、ひょいひょいと鈴置氏のいうところのノーリターン・ポイント、すなわちルビコン川を渡ってしまって、中国についてしまった。
 ルビコン川を渡る際に、カエサルのような苦悩は一切なかったですけども。

 もうアメリカにとってすでに「怒る」というフェーズは通り越しているのです。
 言葉としては美辞麗句で「米韓同盟には変わりはない」という話をしつつ、在韓米軍の撤退をゆっくりと進めるでしょう。
 アメリカとしても、中国についた国をわざわざアメリカ人の血で守る必要はないのです。

koreanwarveteranmemorial

 画像は自由の女神のあるリバティー島へのフェリー乗り場すぐ横にある朝鮮戦争記念碑。
 碑の台には参戦各国の国旗が飾られ、床には各国の負傷者と殉職者、行方不明者の数が書かれています。

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2015-02-04