[コラム]韓日関係と「産経」問題(ハンギョレ)
しかし3カ国会談が開かれる頃、このような好転の流れを一挙にひっくり返しかねない悪材料が控えている。セウォル号事故が起きた際に「朴大統領の消えた7時間」を提起し名誉毀損容疑で裁判を受けている加藤達也前産経新聞ソウル支局長事件だ。その結審が21日に予定されており、通常通り裁判が進めば10月末に宣告される。すでに裁判中に彼の問題提起に根拠がないことが判明しているので、裁判では有罪判決が確実視される。この件以外にも産経の野口裕之という記者は最近、「事大主義」「閔妃のような運命」等の低質な用語を使って朴大統領の戦勝節出席を強く非難した。韓国人なら誰でも憤慨する稚拙な記事だ。

 しかし、ここで留意すべきことがある。加藤事件を大きくさせたのは、ジャーナリズムの基本も備えていない好ましからぬ低質な記事を書いた筆者を、あたかも言論の自由の守護者であり英雄にしてしまった我が(韓国)政府の過剰対応だったという点を。したがって解決法は簡単だ。名誉毀損の件の当事者である朴大統領が宣告が下される前に、反意思不罰罪の趣旨で処罰不願の意思を明らかにすることだ。そうすることで寛大な心も示し、日本の国民と産経を分離させ、焦眉の韓日関係にも良い影響を引き出すことができるなら、一度試してみる必要があるのではないだろうか。
(引用ここまで・太字引用者)

 え、韓国の法曹界では「有罪が確実視」されているんですか。
 ……そりゃあまた未開なことで。裁判自体がかなり未開なので、その結果は当然のように未開になるのでしょうけど。
 てっきり、韓国国内メディア向けの恫喝が目的で、すでにその目的を完遂したので無罪にしてお茶を濁すものだとばかり思っていたのです。

 権力者に対して、事件・事故の対応でどうしていたかを書いた記事に名誉毀損で起訴されること自体が民主主義国家のありようとして異様なのに、そこに有罪判決まで持ってくるかぁ。
 感慨深いですね。
 まあ、確かに共通の価値観を持ち得ない国ですね。
 この恫喝のやりかたは 中国のそれに近しいですよ。中華文明の伝統手法とでもいうべきか。


 で、その解決方法として「パク・クネが慈悲の心で手を差し伸べて、処罰不願にすればいい」のだとさ。
 そうすれば韓国に嫌悪感情を持っている日本人の心も安らいで、産経新聞と日本国民を分離させることもできるんだそうですよ。
 ……バカだ。

 そんなもん、やるんだったら起訴の時点でやるべきなのですよ。
 もう、充分なほどに遅い。
 「価値観の相違」は政府が裏書きをしちゃっているし、そもそも大半の日本人が嫌韓感情を持っているのは複合要因であって、この件を解決したところでどうもならんのですよね。

日韓対立の真相
武藤正敏
2015-06-19