ニューヨークのメトロポリタン美術館に行ってきました。

 アジア系の特別展をやっていまして。特に中国関連展示が大きく扱われていました。

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 古代の遺物をファッションにするという、若干捏造風味のある展示が多かったのですがまあ多くの人を集めていました。

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 日本関連展示もそこそこ大きなスペースを確保していました。日本関連はこことは別に「武器・鎧」のコーナーに山ほど展示があるのですけどね。村正も一振りあってびっくり。

 さて、楽韓Webですので韓国館に行ってみるわけですが。

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 まず、最初に違和感を感じたのですよ。
 キュレイターと思しき人が入り口にいるのです。メトロポリタン美術館には各所に係員がいて質問や誘導ができるようになっています。
 でも、基本的に立っているだけ。来館者から質問があったら答えるという人たちなのですね。

 それなのに韓国館の入り口では係員がなにかしている。よーく見てみると数取器(こういうヤツ)でカチャカチャとなにやらカウントしているのです。
 この日、メトロポリタン美術館の端から端まで行ってみましたが、そんなことをやっているところは他にひとつもありませんでした。

 以前の記事にありましたが、メトロポリタン美術館の韓国館は、韓国政府やサムスン電子が費用を捻出して作っているとのことなのです。

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 ちょっと観察していたのですが、どうやら来館者をカウントしている模様。
 どれだけ入ったのか報告しろといわれているのでしょうね。それ以外に理由も思い浮かびませんし。
 他にカウントしているところはなかったので、来館者全体の何パーセント韓国館に来ているのかをチェックしているんでしょう。
 なにがそんなに気にかかるんでしょうかねぇ……。

 まあ、それはともかく。
 では、韓国館に入ってみましょうか。

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 ちっさ!
 いやー、とにかく人がいない。どのくらいいないかというと、このくらいいない。

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 それもそのはず、日本関連展示も中国関連展示も無数の展示品があるのですが、韓国館はかなり少なめ。
「あれ、これ全部数えられるんじゃないの?」って思うくらいに少ない。
 実際に数えてみたら70組ほど。ちょっと哀れになるほどの少なさでした。

 前述の「武器と鎧」コーナーの日本関連展示だけでもこれを上回るんじゃないかな……。

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 まあ、そのおかげでというべきか、木のベンチに座って一休みして楽韓Webの更新ができたくらいだったのですが。
 中国を大海、日本を大河とするなら韓国は池。
 ちょっと同情しますわ。

 そうそう、前述のメトロポリタン美術館の記事に書かれていた「入り口近くの韓国年表」は見当たらなかったのですが、「万里の長城が朝鮮半島に食い込んでいる」図は確かに存在していました。

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 なるほど、この小ささというか顧みられない感じは韓国人の自尊心を損なうでしょうね。
 VANKが爆発するのも理解できなくもないです。
 韓国館の最初の解説が「この100年というもの韓国の美術品は日本や中国のものと混同されてきた」ですもの。

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 で、最後のとどめを見つけてしまいました。
 館内案内図がそこかしこに張られているのですが。
 アジア館付近にはアジア部分だけをクローズアップしたものがあります。
 ちょっと見てみてください。

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 点線がメトロポリタン美術館が規定した「オススメの巡回路」です。
 ん? よく見えませんか?
 じゃあ、アップにしてみましょうか。

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 おすすめ巡回路からもスルー。
 ……なんか……もうねぇ。
 同情を禁じえないですよ。
 ごめんな、隣国がどちらも文化大国で……。