韓国は日本の中国侵攻に加担しておいて、なぜ謝罪しなくていいのか=仏華字メディア(サーチナ)
 フランスの国際ラジオ放送局RFIの中国語サイトは14日、「韓国は日本の中国侵略に協力したのになぜ謝罪する必要がないのか」とする評論記事を掲載した。

 記事は、今月3日に北京で行われた戦勝70周年軍事パレードに韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が出席したことを取りあげ、特に潘事務総長の出席に対する日本政府の反発について本人や中国政府が相手にしない姿勢を見せたことを紹介した。

 そのうえで「日本政府がしつこく騒いでいるだけなのか、それとも韓国政界の要人が意図的に当時の韓国が日本の一味として中国侵略を行ったという歴史をひた隠し、何も起こらなかったようなふりをして中国当局にすり寄ろうとしているのか」と問題提起。この問題を考える材料として、第2次大戦前にナチスドイツに併合されたオーストリアの若者がドイツ軍に入隊することを迫られ、戦場に駆り出されたこと、終戦後初の同国大統領に就任したカール・レンナー氏が世界に向けて「オーストリアは第2次大戦の被害国であるが、同時にナチスドイツの共犯者でもある」と宣言したことを紹介した。

 そして、同氏の宣言について紹介して「世界の大部分の国を感動させ、オーストリアは国際社会から大きなリスペクトを得た」と評するとともに「知ってるか? 北朝鮮や韓国はオーストリアと同じ境遇に遭っているんだぞ」と訴えかける文章が、中国国内のネット上で拡散しているとした。

 記事は、韓国併合時に「小規模なゲリラ隊の反抗だけで大規模な暴動が起こらず、ほとんどがおとなしく日本の姓や日本語を用い、日本人に対して従順だった」、1931年以降の日本による中国侵略戦争においても「多くの朝鮮人はわれ先にと日本軍に加入し、彼らが中国で犯した罪は、正規の日本軍よりもひどかった」にもかかわらず、終戦から現在に至るまで中国人が北朝鮮や韓国の政府官僚、一部の民間人の口から「われわれは第2次大戦の被害者だ。われわれがもっとも奴隷のようなひどい扱いを受けた」といった類の話を聞き続けていると論じた。

 そして、中国政府が韓国人や朝鮮人が犯した罪について咎めない理由について「中国政府は歴史問題を見るさい、基本的に政府の現実的な政治上の必要性から判断するからだ」と解説。ゆえに旧ソ連による中国侵攻も、韓国・朝鮮人による中国侵攻加担も「忘れることを選択したのだ」とした。しかし「歴史はそんな簡単に忘れられるものではない。しかも、毛沢東や周恩来は対日賠償を放棄したが、これまで韓国や朝鮮(北朝鮮)が犯してきた罪に対する賠償を放棄した人は誰もいないのだ」と論じて文章を締めくくった。
(引用ここまで)

 おや、「フランスの中国語サイト」という微妙なところですが、中国メディアから「韓国はアジアのオーストリアなんじゃないの?」というもっとも痛いところを突いてきましたね。
 日本ですらこのことを話しているメディアも評論家もそれほどいない。
 楽韓さんがたまに激おこな時に「日本がドイツなら、おまえらはそれを手伝ったオーストリアだろ!」って話をするくらいですかね。

 なんでこれが韓国にとって痛いかというと、いわゆる「正統性」のなさを刺激することにつながっているのですよ。
 正統性に関してはKindleでも発売になったシンシアリーさんの黒韓史に詳しい説明がありますので、そちらも参考にしてください。
 要するに「現在の韓国は李氏朝鮮→大韓帝国→上海大韓民国臨時政府と続いてきた」という『大韓民国の建国神話』を真っ向から否定する要素なのですよね、この「韓国=オーストリア」説というのは。

 韓国人も日本人と共に戦い、死んでいったという話は韓国において最大のタブーのひとつなんじゃないですかね。
 親日派=チニルパを子々孫々に至るまで責めたてようとするのも、「責任は一部のチニルパにあるだけで、韓国人総体としては日本に立ち向かっていた」という構図を成立させるためというように考えると理解しやすいのです。

 この「韓国=オーストリア説」はもうちょっと広めたいところなんですが、そもそもナチスドイツにオーストリアが吸収されて、ほぼドイツ=オーストリアだったという説明からはじめないといけないところが回りくどい。
 ちょっと歴史を知っている人なら「ああ、なるほどね」というようになるのですが。 

 でも、これが中華系メディアから出てきたというところは注目すべき点かもしれません。