【コラム】安倍晋三、歴史に背を向ける(中央日報)
 安倍晋三首相は祖父世代から2つの血を受け継いだ。一つは反戦・平和主義の政治家だった父方の祖父・安倍寛のもので、もう一つは第2次世界大戦のA級戦犯である母方の祖父・岸信介のものだ。安倍寛は太平洋戦争開始の翌年の1942年、衆議院選挙に無所属で出馬し、東条英機の軍閥政治を批判しながら当選した反骨政治家だった。安倍の母方の祖父・岸信介は東条戦時内閣の商工大臣として軍需物資調達の総責任者だった。

 安倍晋三は父方の祖父ではなく母方の祖父をロールモデルに選択し、日本の軍国主義的な過去を宣揚する極端保守主義者、民族主義者、歴史修正主義者になってしまった。こうした安倍の登場で韓日、日中間の歴史葛藤は深まった。祖父が成し遂げられなかった夢をかなえようとする安倍にとって平和憲法9条は厄介な存在だ。憲法を改正して日本を戦争ができる国にし、再び世界に大国として君臨するのが彼の夢、ではなく現実的な目標だ。

 安倍内閣は昨年7月、「集団的自衛権行使を容認する閣議決定」を出し、今年に入ってからは11の安保関連法案を衆・参両院で通過させた。日本は米国からより多くの、より実質的な安保の役割を強化するよう圧力を受けてきた。(中略)

 安倍には具体的な戦争遺伝子がある。1954年に自衛隊が創設されると、再軍備反対運動が起きた。吉田茂の自由党政権に対する国民的な抵抗を見た安倍の祖父・岸信介は、鳩山一郎とともに吉田の自由党政権を倒し、鳩山を総裁として日本民主党を結成し、幹事長になった。2人は「米国が強圧的に作った憲法を改正して自主憲法を制定し、自衛隊を日本軍に変えて真の独立を確立する改憲と再軍備を主張した。しかし1955年の総選挙で日本民主党は改憲ラインを確保できなかった。安倍は祖父の夢を成し遂げなければという強迫観念にとらわれているようだ。
(引用ここまで・太字引用者)

 韓国人はよく「○○の遺伝子が受け継がれている」というのを比喩でなく使います。
 たとえば産経の「韓国政府はかつての李氏朝鮮にあった事大主義の遺伝子を色濃く受け継いでいる」というのは比喩ですよね。
 でも、中央日報のこの記事の場合は、比喩ではない直截的な使いかたになっています。

 韓国は形だけは自由主義国家群に属しており、かつ民主主義国家であるという体裁を取っていますが、その実は儒教が色濃く影を落としている国であることはすでに周知の事実であると思いますが。
 その前近代的な思想がこういう形で噴出するのですよね。

 うちのエントリでもよく「独裁者の娘はやはり独裁者であった」というような話をしてはいますが、それは「朴正煕のそばにいたパク・クネはそのやりかたをよく知っている」というような環境由来の話がメインなのです。
 「遺伝子で決められた」なんていうのは、本人が意識しているしていないに関わらず恐ろしい言葉なのですよ。
( 一応、検索してみたけど「独裁者の遺伝子」 みたいな言葉は使っていなかった)

 韓国人のこの考えかただと、罪人の子孫は未来永劫罪人。
 貴族はなにをしようとも貴族。
 そして、チニルパの子孫はいつまで経ってもチニルパのまま。 

 まあ、実際に連座制を現代にまで引き継いでいるのですから、韓国的にはこれは「正しい考えかた」なのでしょうが。
 まさに「正統性」を引き継いでいる考えかたなのです。
 日本人としては隣国にいる人間がそういう連中であることを、しっかりと認識しておく必要があると思うのですよね。