和解ポスコ、新日鉄住金に特許使用料も支払いへ(朝鮮日報)
 ポスコ幹部は1日、「ポスコが新日鉄住金に支払う金額は300億円だけではない。ロイヤルティーを別途支払わなければならない」と述べた。

 これに先立ち、ポスコは9月30日、新日鉄住金と方向性電磁鋼板の技術流出に関する訴訟を終結させる条件として、新日鉄住金に和解金300億円を支払うことで合意したと発表した。和解金は営業秘密と特許の侵害に関するもので、方向性電磁鋼板の特許使用に際してのロイヤルティーは含まれていない。

 鉄鋼業界関係者は「和解金以外に支払われるロイヤルティーを含めると、ポスコが新日鉄住金に実際に支払うべき費用は3000億ウォンを大きく超えるのではないか」と述べた。

 ポスコはまた、今後電磁鋼板を輸出する際、地域別の輸出量を新日鉄住金側と協議しなければならない点を盛り込んだ秘密保持契約を結んだとされる。鉄鋼業界関係者は「ロイヤルティーは適時公示義務がないため、すぐに(金額を)知るのは困難だが、後日四半期ごとの財務諸表で支払い規模が予想を上回れば問題化する可能性がある」と述べた。
(引用ここまで)
 ポスコに対して特許使用料支払いと、地域別の輸出量報告義務。
 で、その「特許使用料が予想を上回っていたら問題化する可能性がある」んだそうで。
 ポスコの株主が問題にするんですかね。

 さて、内容的には最初にハンギョレが報道したものとほぼ同じ和解内容になったようです。
 特許使用料が加算されるので、新日鐵と同じ価格で出すことはほぼ不可能。
 高付加価値で利益率が高いことが、方向性電磁鋼板のメリットだったのですがそれがほとんどなくなってしまいましたね。

 訴えられていた当初は「特許侵害の事実はなく、ポスコの独自技術だ」「そもそもこんなものは特許じゃない、特許の取り下げしろ」だの「当該社員から資料は入手したけども参考にはしていない」とか意味不明な話をバンバン出してきたのですが。
 ポスコとしては日本企業が相手であればなんとかなるという目論見だったのでしょう。
 なにしろ、新日鐵はポスコといまだに事業提携をしている状況ですから。

 あるいは元社員の個人的な犯罪にでもするつもりだったのか。
 それでも新日鐵住金はあくまでも戦う姿勢を明確にしていたわけですね。

 完全に時代の空気が変わってしまったというところですか。
 じじい語りで「昔は韓国が『妄言だ!』と叫べば大臣クラスの首が飛んだもんじゃよ」っていう話ができますね。んで、「おじいちゃん、またそんな嘘をついて。日本人は韓国が大嫌いなんだからそんなことあるわけないでしょ」とか会話が続くのかな(笑)。