【ソウルからヨボセヨ】ノーベル賞でもため息の連続…「日本人は何人受賞したのか?」
 北里大特別栄誉教授の大村智氏が5日、ノーベル医学・生理学賞を受賞することが決まった。毎年この時期になると、韓国ではノーベル賞受賞への期待が高まり、発表後は失望の「ため息」が付きものとなっている。

 韓国人でノーベル賞を受賞したのは、平和賞の金大中(キム・デジュン)元大統領ただ一人。いつもの“対日比較”で、知人の韓国人記者などから「日本はこれまで何人受賞したのか」と聞かれることがよくある。「分からないねえ。去年も何人かもらったみたいだし。結構いるよ」。別に嫌みでもない。正直に答えると、相手はたいてい無言になる。

 2002年に田中耕一さんが化学賞を受けた際、筆者はソウルに駐在していた。島津製作所の一社員の受賞に韓国社会が衝撃を受けていたのを覚えている。「サラリーマンにノーベル賞を取らせる日本企業とは」などと、当時、韓国メディアはしきりに日本を激賞していた。韓国では、「どうすれば日本のように受賞者を続々と出すことができるのか」という論議が必ず展開される。

 「賞とは狙って取るものなのか」。“韓国式ノーベル賞観”に違和感を覚えつつ、「本人の努力の結果でしょう。第一、彼らはノーベル賞を狙って研究していたとは思えない」と答えるようにしている。
(引用ここまで)

 たしか京郷新聞だったかと記憶していますが、「韓国人にとっては、ノーベル賞発表のある10月は残酷な月だ」というコラムが掲載されていましたね。
 あれは秀逸なコラムだったなぁ……。

 さて実際、「日本人って何人受賞してるの?」って聞かれても「えーっと、去年はナカムラを除くと2人だったから20人くらい……いや、自然科学部門だけだと20人いってないのか。でも今年ですでに2人追加だから20くらいになったのか?」って覚え切れていない感じですよね。
 とてもじゃないけど名前も覚え切れていない人が多いんじゃないかなぁ。田中さんはインパクト大きかったのでフルネームで覚えている人も多いかな。

 むしろ、覚えきれないくらいになっていることは幸せなことなのですよね。少なくとも「10月は残酷な月だ」なんて思わなくて済むってことですから。
 楽韓Webを作った当初から……いや、それ以前から異様なほどにノーベル賞コンプレックスがあることは理解していました。
 ブログの「ノーベル賞」カテゴリには50以上のエントリがあるので、そちらもごらんください。

 ファン・ウソクの話もありましたし、毎年のようにマスコミが自宅周辺を占拠する詩人コ・ウンの悲喜劇もなかなかですが。
 個人的に一番ショックを受けたのは楽韓Web初期の頃の、「韓国人がノーベル賞を受賞できるように、スーパーコンピュータに『ノーベル』と名付けた」って記事でしたかね。
 頭で理解していた事柄が心に響いたとでもいうべきか。悪い意味で。 
 去年の年末にあった「ノーベル賞がとれないのは日本のせいだ」もインパクトはありましたけどね。