「米中対立時、どちらに付くのか」大きな宿題持ち帰った朴大統領(朝鮮日報)
韓国の中国傾斜、朴大統領訪米で米国の懸念は払拭できたのか(朝鮮日報)
 オバマ大統領は16日(現地時間)、韓米首脳会談後の共同記者会見で、「米国は、韓国が中国と非常に良好な関係を保つことを望む」と述べながらも、「もし中国が国際規範や法の順守で失敗をしたら、韓国が声を上げるべきだと朴大統領に要請した。韓国と米国は国際規範や国際法に基づき多くの恩恵を受けてきた。中国が法を無視し、やりたい放題のことをしたら、韓国にとってもいいことではない」と言った。(中略)

 オバマ大統領はまず、米中が激しく対立している「南シナ海問題」で、韓国の見解表明を要求したものと受け止められている。(中略)

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の韓国参加問題に対する韓米間の温度差を確認したのも、今後は負担要素になるものと思われる。朴大統領は記者会見で、「すでに高いレベルの自由貿易協定(FTA)を締結している韓米は、TPPでも自然とパートナーになることができる。両国は韓国の参加問題についても今後、緊密に協力し合うことにした」と、前向きな姿勢を見せた。ところが、オバマ大統領は韓国のTPP参加問題については一言も言及していない。両国が採択した共同声明に「米国はTPPに対する韓国の関心を歓迎することをあらためて確認する」という文言があるにはあるが、米国の反応は韓国が思ったより高くないことを示しているということだ。
(引用ここまで)

 韓国が米国より中国に傾き過ぎているという「中国傾斜論」が解消できたかどうかをめぐっては見解が分かれた。ジョンズホプキンス大国際関係学科のケント・コルダー教授(ライシャワー東アジア研究所長)は「全般的には相互理解が進んだが、まだ朴槿恵政権が中国に傾斜している点について懸念が残っている」と述べた。そして、コルダー教授は「朴大統領は韓米両国が(6.25戦争=朝鮮戦争などを通じた)犠牲で固く結び付いていると言うが、郷愁を呼び起こし、美辞麗句を並べ立てたとしえtも、中国に傾く韓国の政治的、経済的実態は解消されない」と指摘した。

 戦略国際問題研究所(CSIS)の韓国専門家、ビクター・チャ氏(ジョージタウン大教授)は「単独会談、昼食会談などを長時間行ったことは良い兆しであり、高い点数を与えられる」と述べた。しかし、チャ氏も「オバマ大統領は韓中関係の発展に問題はないというが、中国が国際規範に反する場合、韓国が公に批判すべきだという点で明確な一線を引いた」と述べた。一種の「条件付き承認」だとの見方だ。
(引用ここまで)

 韓国メディアのパターンなのですが。
 大統領府の出したプレスリリースを鵜呑みにして、「米韓首脳会談は大成功!」ってなるのですよね。
 昨日の「韓国疲れを主張する日本ロビー勢を一蹴した」なんてのはその典型ですよね。
 表層しか見ない。

 で、だんだんと共同記者会見や首脳会談で実際にあったことが分かってきて「あれ、これってダメだったんじゃないの?」ってなってくる。
 最後には「重い宿題を背負わされた」とかになって、ようやっと全体像を把握するというね。

 たとえば安倍談話なんかでもそうなんですが、最初は「まあ、これでいいんじゃない? 要求した文言は全部入ってるし」ってなっていたのです。
 で、うちや日本のメディアが「これは韓国をバカにしてんだよ」って言い出してから「安倍演説には魂がない」みたいな言いかたをはじめましたね。

 今回も同様で、数日が経過してようやく「中国傾倒しているって認識をされている」し、「KFXの技術移転はダメ」だったし、「TPPは参加表明はしたけどオバマはなにも言及してくれなかった」という事実が見えてきた。
 そういったことをようやく認識しはじめたようです。

 というわけで、のちほどその辺のダメだったあたりを書いてみましょう。