病床のサムスン李健熙会長、青年希望ファンドに200億寄付(中央日報)
 サムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長が22日、青年雇用創出のための青年希望ファンドに200億ウォン(約21億3400万円)を寄付した。李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を含むサムスン役員陣も50億ウォンを集めた。すべて個人財産だ。サムスングループはこのようにして用意した250億ウォンを同日午後、青年希望ファンドに届けた。

 サムスン未来戦略室のイ・ジュン・コミュニケーションチーム長は「青年に勇気と希望を与えて青年雇用を創出する財源として使うというファンド造成の趣旨にサムスンが賛同したもの」と話した。

 サムスンのある関係者は「李会長は普段から『人材養成』と『寄付と奉仕』を重視してきた点を考慮し、家族協議で寄付金規模を決めたと承知している」と話した。

 李会長は昨年5月に自宅で倒れ、現在はソウル江南区逸院洞(カンナムグ・イルォンドン)のサムスンソウル病院で治療を受けている。サムスンの別の関係者は「食事を調節しながらさまざまなリハビリ治療をしているため状態は徐々に好転している」と話した。李会長は現在、人工呼吸器なしの自発呼吸をしていて外部刺激にも反応しているが、まだ認知機能が回復していないためコミュニケーションは難しいことが分かった。

 このように認知機能が不完全でも寄付活動は「包括的委任」により法的な問題なく進められるとサムスン側は説明した。
(引用ここまで)

 死せるイ・ゴンヒ、青少年雇用ファンドに寄付をする。あんまり語呂がよくないな。
 あと死んでないですね、まだ。

 しかし、面白いですね。
 おそらくは心臓疾患から起きた脳に重大なダメージを負っており、車いすに乗る……というか、乗せられるまでは回復したもののなんのコミュニケーションも取れない状況。
 でも、そんな中でも1日2回の経営報告は受けていたという人物だったりします。

 そんな人物が青少年雇用ファンドに200億ウォンの寄付。
 コミュニケーションはできなくても、経営報告を受けていたくらいだから寄付くらい余裕でできるのでしょう(笑)。

 ま、イ・ゴンヒの懐からたかだか20億円くらい寄付したところでどうということはないでしょうね。なにしろ個人資産は1兆円以上あるのですから。
 それ以外に循環投資でどうなっているかよく分からない部分も含めたら、一般的なサラリーマンにとっての数万円の感覚でしょう。

 で、イ・ゴンヒの200億ウォンに便乗する形でサムスン財閥の役員が50億ウォンを寄付して、計250億ウォン。

 ただまぁ、25億円って大金ですが、社会的に見るとそれほどでもないお金だったりします。
 100人雇用したら簡単に1年で1億円くらいすっ飛びます。あ、給料以外の経費がね。
 2500人を正社員で1年間雇ったら終わり。10年間雇うとしたら250人。
 韓国では大卒が1年間に60万人以上産まれるのです。
 焼け石に水。 

 この青年希望ファンドとやらにはパク・クネが給料の2割を寄付しているのですが、あれは本当に卑怯というかなんというか。
 「大統領が寄付するのだから、おまえらも寄付するよな?」みたいな意図が見え見えで、かつポピュリズムの極みですわ。
 魚をやるよりも魚の捕りかたを〜ってヤツなのですけどね。大統領たるもの、そういう構造を作り上げるべきで集金が仕事じゃないだろうに。