韓日首脳会談、歴史棚上げで開催に糸口(朝鮮日報)
 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が11月1日にソウルで開催される韓中日首脳会談の前後に、別途で韓日首脳会談に臨む可能性が高いことが25日、分かった。韓日間で4年近く続いている行き詰まった局面が転換点を迎えるのか、注目される。(中略)

 朴大統領は訪米中の15日(現地時間)、米戦略国際問題研究所(CSIS)で「安倍首相との首脳会談をその(韓中日首脳会談の)機会に行うことができると考えている」と述べた。しかし、大統領府はその後も、韓中日首脳会談は行うが、韓日首脳会談はしないことも検討していた。

 外交消息筋は「慰安婦問題で成果を期待するのは難しいと考えているため、『やるよりもやらない方がいい』という意見が多かった。だが、北朝鮮の核問題における協力などの懸案を話し合う必要性があることや、3カ国会談をするため韓国にまで来た日本の首相に個別に会わずに帰せば、国際関係で得るものより失うものの方がはるかに多い可能性があるという懸念が働いた」と説明した。

大統領府関係者は「慰安婦問題は今回の韓日首脳会談で結論が出る話ではない。朴大統領が安倍首相に『韓国の同意なしに自衛隊は韓半島(朝鮮半島)に入ることができない』ということを明確に告げるだろう」と言った。
(引用ここまで)

 ……うーん。
 まだ韓国政府からアナウンスがあったというわけではないのですね。
 あくまでもこうなるのではないかという推測記事。
 この週末に日中韓の3者会談は予定されているというのに、日韓首脳会談はいまだにやるのかどうかすら不明。
 もう、この時点でちょっとおかしい。
 一国の首相に対する態度ではないですよ。

 実際問題、パク・クネの対日アイデンティティともいえる慰安婦問題を避けて通ることができるのか。
 就任してからこっち、延々と「進展がなければ会談もない」と言い続けてきた話ですからね。
 あれだけやってきた以上、「会談したらそれだけで負け」という条件になっているのですよ。
 正直なところ、かなり疑問なのですが。

 メリット・デメリットだけでいえば、これまでだって対米関係を見たら日本との関係改善はそれだけでポイントだったのにやってこなかった。
 オバマ大統領の前で韓国語で挨拶をした安倍総理を無視したような人物が、果たして単純なメリット・デメリットだけで動けるのか。
 今回に関して言えば、中谷防衛相が韓国をめった切りにしてしまったので、そのフォローを含めれば……という考えかたはできなくもないのですが。

 韓国に招いておいて、首脳会談をしないことで「日本のメンツを潰してやった」みたいなやりかたをすることもないとは言えない。
 別に日本側はそんなことでメンツが潰れるわけでもないのですけどね……。