【社説】韓国の渇水対策、雨雲任せにしてはいられない(朝鮮日報)
韓国、深刻な干ばつ解消のため2000億ウォン投入へ(中央日報)
[社説]干ばつ克服に「李明博の水」を使うのは誤りか(東亞日報)

 韓国国内で渇水がえらいことになっているらしく。
 イ・ミョンバクが整備した四大河川の水を渇水対策に使えとかなんだとか騒がれて、けっきょくその方向で工事をすることが決定したそうです。中央日報の記事がそちら。
 その際に野党から「イ・ミョンバクが整備した四大河川の水を使うとは……ぐぬぬ」みたいな政争の具にされたという笑い話もあるのです。そちらが東亞日報の記事。

 ま、それはそれで面白いのですが、最初の朝鮮日報による記事のここが注目点かなと。
 最も効果的な対策は、やはり節水だ。水の使用量を減らした自治体や家庭にインセンティブを与えれば、効果があるだろう。原価の83%にとどまる水道料金を現実に合わせるという案も、検討する必要がある。
(引用ここまで)

 電気だけじゃなくて水道料金も原価割れ。
 イ・ミョンバク時代に物価高騰を恐れて統計手法を変えたり、無償給食を出したりしていましたが、その一環でしょうかね。

 韓国の公共料金はすっごい安いので暮らしやすいみたいなことを日本で書く連中がいるのですが。
 公共料金というものはその国の最下層でも払えるような設定金額にしているからですよね。
 「韓国はもはや日本よりも豊かになった」みたいな話が出る度に「じゃあ、公共料金を一斉値上げすればいいのにね」とか思うのですよ。
 鉄道にせよ水道にせよ。現状は税金で補填しているだけなのですから。

 電気は電力逼迫がたびたび起きた上に大規模停電まであったせいで料金を上げたのですが、経済活動が振るわなくて逼迫どころか大幅に余るようになったというオチがつきましたけどね。
 安けりゃじゃぶじゃぶ使うに決まっているんですよ。経済活動っていうのはそういうもんなんですから。

水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)
左巻健男
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2013-02-04