"KF-X インドネシア共同開発、アメリカからの牽制で成功不透明"(世界日報/朝鮮語)
米国、韓国とインドネシアの次世代戦闘機の共同開発を禁止(スプートニクニュース)
韓国とインドネシアが共同で開発する予定となっている韓国型戦闘機(KF-X)事業が、米国の牽制によって成功が不透明だという主張が提起された。

キム・ジョンデ正義党国防改革団長は12日、「米国の強力な牽制によって私たちの政府が構想している韓国-インドネシアによるKF-X国際共同開発という事業構図自体が不確実である」と主張した。

キム団長は「防衛事業庁は、過去4〜5日、インドネシアとの共同開発の交渉を進めたが、インドネシアが技術共有や仕事の配分などに関して過度の要求を提示し、事業費の20%を負担する内容を骨子とした事業協力契約の12月締結が不透明な状況だ」と述べた。

彼は「AECA(Arms Export Control Act)第4項とFAA(Foriegn Assistance Act)第502項は、米国の防衛産業技術支援を根拠に被供与国の防衛産業機器や技術供与の条件を明記している」とし「これよると、米国が21個分野のKF-X関連の技術を韓国に提供する場合、核心条件は国防目的のために戦闘機を開発する場合に限定される」とし、米国の政策構造インドネシアとの協力は難しいと主張した。

続いて「防衛事業庁は、インドネシアとの協力について米国政府から何の事前承認も受けなかった」とし「正義党が米国大使館関係者に連絡した結果、韓国が米国政府と技術移転の問題を合意したという話は聞いたことがないという返信を受けた」と明らかにした。

キム団長は、さらに防衛事業庁と国防科学研究所(ADD)が2025年KF-X実戦配備時点まで、独自の開発が可能であるとしていた多機能位相配列レーダー(AESA)は、国内の開発が不可能であると主張した。

キム団長は「昨年、防衛事業庁傘下の国防技術品質院(DTAQ)がKF-X技術的な準備状態を評価しながら、AESAレーダーは、国内の技術開発が不可能なので、海外からの直導入を推進して赤外線標的追跡装置(IRST)も技術開発この妥当性がないため、海外からの技術を導入して生産しなければならないと結論を下した事実を確認した」と述べた。

彼は「戦闘機の開発においてADD独裁体制が出現している。 ADDによる『核心技術開発能力を保持』という主張は、試験問題を自ら出題して試験採点もするということで、信頼性を認めにくい」と批判した。
(引用ここまで)

 スプートニクニュースのほうは日本語になっています。聞いたことのないニュースサイトだな……。ロシア系?
 3度に渡って移転拒否されたアメリカからの技術移転は4点の核心技術でした。
 でも、21点の技術移転(当初の説明とは異なり、こちらもまだ決定していない)に関してはアメリカからも好感触を得ているので大丈夫という話でした。

 しかし、この21点の技術移転に関しても条件があって、「自国の防衛に使用する戦闘機を開発する場合にのみ認められる」というものがあるという主張です。
 つまり、インドネシアと共同開発するのであれば不可能。
 輸出も無理ですね、これだと。
 輸出の度に承認を得ればいけるのかもしれません。逆にいえばT-50のウズベキスタン輸出のようにアメリカの意向に沿わない国への輸出には横槍が入る(というか正当な権利を主張されてしまう)。

 さらにインドネシアはインドネシアで、購入するだけではなくしっかりと「共同開発」させろと。お金を出すのだから、それなりの部品生産や技術移転といった分け前を用意しろということですね。これはこれでインドネシア側としてはまともな主張でしょう。
 彼らからしてみたら購入者ではなく共同開発なのですから。

 上からも抑えつけられ、下からも突き上げを喰らっていると。
 願わくば過度な圧力を加えられずに、プロジェクトをちゃんと進行させて試作機くらいまでは作ってほしいのだけどなぁ……。
 そうでないと楽しめない韓国の技術力水準というものが見えてきませんしね。
 しかしまあ、設計の叩き台すらできていないこの時点で、これだけの騒ぎになっているのですからすごいですよ。
 是が非でも進めてもらわなければ。少なくとも2025年まで継続したネタになるのですから、こんなおいしいことはないですよね(笑)。