朝鮮日報編集幹部「刑事訴追は行き過ぎ」 福岡・釜山ジャーナリストフォーラム(産経新聞)
 一方、韓国の司法が刑事処分に踏み切ったことについて蒋氏は「刑事処分はいけないと思う」といい、同じ釜山日報の金銀英・編集局副局長も「刑事訴追は残念という認識だ」と述べた。加藤前支局長がコラムで引用した朝鮮日報の朴柱栄・釜山取材本部長が「行き過ぎだと思う」と同調すれば、釜慶大日語日文学部の金珍基教授も「刑事処分は恥ずかしい」と語った。

 朝鮮日報(日本語電子版)が昨年10月、「産経前支局長起訴、検察は朴政権の顔色をうかがい過ぎでは」との見出しの記事を掲げたように、当局の姿勢を疑問視する意見が、現地にあることも分かった。(中略)

 ただ、何より強く印象に残ったのは、釜慶大の金教授の言葉だった。

 「韓国国民は日本に対し被害者意識を持っている。また、日本に比べGDPも小さい。日本には余裕をもって(韓国に対応して)やってほしい」

 本音かもしれないが、日本側に配慮を期待する韓国側の“甘えた”態度と、そして実際に配慮してきた日本の態度が、互いに対する健全な批判を封じ込め、両国間を「厄介な隣人関係」にしたのではないだろうか。
(引用ここまで・太字引用者)

 昨日の国境なき記者団の記事と一緒に紹介しようかどうか迷って、分割で扱います。
 最後の2段落が面白いですね。

 これ、昔からある意見なのです。
 「韓国はまだ未熟だからその我が儘を許しなさい」みたいな話が多いですかね。
 90年代くらいまではまだそれが通用していたのですよ。実際。
 政界にも戦中派が多くて、韓国に対して同胞意識のようなものを持っていた人間も少なくなかったですね。
 朴正煕や金大中が来日するとちょっとした同窓会みたいなものが行われて……みたいな話が少なからずありました。

 いまだに20世紀のこの勘違いを引きずっている日本人も少なくないのですが、もはや韓国をまっとうな相手として見るべき時代になっているのですよ。
 「相手は旧植民地の韓国なんだから〜」という言いかたは、相手をまともな国として扱っていないのですよね。ひとつ下に見て、バカにしている態度なのです。

 もう21世紀になって10年以上経過している。日本と韓国が別の国になって70年。
 もはや日本に施される温情にすがっている状況じゃないでしょう。あるときは先進国面して、都合がいいときだけは途上国っていう、ここでも一種のコウモリ外交を繰り広げているわけですけども。
 パク・クネの1000年被害者宣言も、この文脈で語られる話であると思うのです。「自分はバカだからハンデをくれ」って言ってきているのですよ。

 でも、日本はもう韓国を甘やかさないし、韓国を甘い相手であるとは見なさない。
 先日の鈴置−木村対談であったCold Peaceを保つ相手なのですよね。
 すべての日本人が頭に叩きこんでおくべき事実なのですが。