駐車違反や喫煙を取り締まる韓国の公務員、暴行・暴言になすすべなし(朝鮮日報)
■ソウル市の駐・停車を取り締まる公務員、ソルさん(63)は11月6日、思い掛けない経験をした。午前10時頃、江南区永東大路のあるバス停で違法駐車中のタクシーを取り締まっていたところ、タクシーが突然後に向かって動き出し、車の前輪でソルさんの足を踏んで走り去ったのだ。

■今年4月、清涼里駅前のバス停で喫煙の取り締まりを行っていた公務員のムンさん(48)=女性=は、酒に酔ってたばこを吸っていた50代の男性から中傷罵倒交じりの抗議を受けた。その様子を見ていた通行人が「あなたが違反したから取り締まりを受けているんだ」とムンさんの肩を持つと、男はこの通行人の髪の毛をつかんで振り回した。男は刑事処罰を受けたが、ムンさんは後味の悪い経験をしたこの地域から去らなければならなかった。

 ソウル市で駐車違反やタクシー乗車拒否など行政法規違反の取り締まりを担当する公務員たちの業務の厳しさは、われわれの想像をはるかに超えている。取り締まりの対象となった市民が公務員に言い掛かりをつけたり暴行を加えたりするのは茶飯事だ。公務員が持っている書類を奪い取って破いてしまう人、駐車違反を取り締まっている公務員を車でひき逃げしてしまう人もいる。駐車違反の告知書を発付して戻っていく公務員の車のキーや書類かばんなどを奪ってしまう人も少なくないという。軽い行政法規の取り締まり現場でも「公権力の無視」が日常化しているのだ。 (中略)

 禁煙区域の違反や駐車関連の取り締まりを行う公務員は、そのほとんどが契約職員だ。55−65歳の壮年層と女性が多い。こうした理由から、取り締まりの対象となった人々が公務員を見下し、食い付いてくるケースがひんぱんに発生する。ある公務員は「数日前は、反則金の告知書を作っていると取り締まりの対象者が突然駆け寄ってきて破いてしまった。こんなことをしておきながらも何食わぬ顔で立っているのを見て、返す言葉がなかった」と話す。 (中略)

 釜山大学行政学科のキム・ヨンチョル教授は「秩序と法は他人が守るものだと考える浅はかな法意識が大きな問題」と指摘した上で「制度を整備するためには『正当な法執行には素直に従うべき』といった市民意識の変化が必要」と呼び掛けた。
(引用ここまで)

 なんだ、普通の韓国人じゃないですか。

 IKEAからは鉛筆と巻き尺が消え、コストコからはタマネギのつけ合わせが消える
 救急車がサイレンを鳴らしていても実際に救命活動中かどうかは分からないので道を譲らない。ついでに実際にタレントがタクシー代わりに救急車に乗ってたりする
 81%の人々が「お金があれば罪から逃れられる」と考えている。
 牛乳配達や宅配便業者には高層マンションのエレベーターを使わせないっていうのもこのラインで語れますかね。

 モラルハザードが起きている国では、当然こうなるでしょ。
 法律なんて別の世界の自分ではない誰かが守ものであるという社会なのですから。
 駐車違反にしろ、喫煙にしろ取り締まりを逃れられるのであればなんでもやる。

 経済が冷え込んで、より厳しくなっているのでしょうね。
 貧すれば鈍する。そうはなりたくないものです。