「競技場は土砂、組織委員会は莫大な借金」に行く道遠い平昌オリンピック」(MBC/朝鮮語)
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険しい雪原の上で誰が一番速いかを競うアルペンスキーです。
来年2月に男子ワールドカップが韓国で開かれます。
平昌冬季オリンピックの準備状況を調べるための試験の大会、テストイベントで行われるものです。

ご覧のように競技場のあちこちがまだ土砂に加えスロープなどの基本的な設備も整っていない状態です。平昌冬季オリンピック適切に準備されているかどうかに集中点検しました。
ミンジュンヒョン記者です。

◀レポート▶
闇を突き抜けて山に登ると旌善アルペン競技場の建設現場が出てきます。

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夜中なのに、火をつけておいて作業の真っ最中です。

【ギムホンイル/施工業者の代表] 「工程がとてもタイトで昼間だけの仕事では、日程を間に合わせることができなさそうです。夜間作業まで……」
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工事はしてもしても終わりがありません。
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石ころも片付けることができていないスロープは真ん中がすっぽりへこみ、水がちょろちょろと流れています。
あちこちに鉄の柱と電線、伐採した木がとり散らかったままの状態です。
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スロープを雪で覆うためには25日間かかりますが、まだ人工降雪機の稼働は一度もできていません。

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(訳注;人工降雪機の電源がつながっていない)

来年2月6日のテストイベントまで二ヶ月も残っていないにも関わらず、基本的な設備であるゴンドラすらも未完成です。
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時速120kmを超える競技の特性上、安全点検まで終えなければなりません。しかし、現状を見るかぎりでは大会をまともに開けるか疑問です。

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【工事関係者]
「とにかく労働者が足りていません。一日中働いています。とても悪条件なもので……仕事をしようとしても人がいないという状況です。」

開閉会式場も状況は似たようなものです。
ここ平昌横渓に開閉会式場を建設することが確定してから1年が経過していますが、ようやく基本設計が書き上がったのみで本格的な工事は行われていません。

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予算審議で事業費を(訳注:1900億ウォンから)700億ウォンも削ったために工事の入札が二度も流札し、最近では設計まで戻って変更を行い、さらなる混乱をきたしています。
このような施設の事後活用方案も大きな問題なのにまだ具体的な計画として確定しているものはなにひとつありません。
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資金繰りも難しいこと同じです。
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組織委員会はスポンサーとして韓国企業に4850億ウォンを依頼しているものの、ほとんどが自動車や電子製品などの現物支給であり、現金は35%しかありません。

【ヨ・ヒョング/平昌オリンピック組織委事務総長]
「どうしても現金のほうが活用性が高いだけに、今後この部分に対してスポンサー企業を誘致する際、現金の割合を高めることができるようにお願いしています」

お金がないから借金を出してオリンピックを準備しているが、今まで借りたお金は733億ウォン。
一ヶ月の利子だけでも1億5千万ウォンにのぼります。

[組織委関係者]
「利子も返済できていません。他の事業に予算を振り分けなければならないのに、借金の利子があるためにスポンサーも決まらないし、新規事情はまったく手つかずになっています」

【ユ・ギホン議員/国会教育文化体育観光委員会】
「平昌オリンピックが持つ経済的効果を企業に積極的に広報して、企業協賛を増やす努力が緊急に必要だと思われます」

平昌五輪までの残り時間は2年2ヶ月。
2回の落選を経て開催するにも関わらず、貧しく幼稚なスポーツの祭典となって国際的な恥にならないよう、組織委と政府、自治体が力を終結しなければならない時です。
MBCニュースミンジュンヒョンです。
(引用ここまで)
 えーっと、FISのワールドカップが来年の2月、旌善アルペン競技場で開催予定になっています。
 予定は2月4〜7日まで。
 競技種目は滑降とスーパー大回転。

 ……え?
 いつもなら10月には降雪がはじまって年末にはそこそこの積雪になっているという話なのですが。
 まあ、工事のために除雪しているという部分もあるんでしょう……あるんでしょうね。 

 MBCの放送日が12月10日。ということはどう見繕っても今週中の映像だということでしょう。 
 そしてここから2ヶ月でアルペンの中でも最速の滑降とスーパー大回転が行われる……。 

 つい、本当かどうかFISのワールドカップのカレンダーをチェックしてみましたが、間違いなく行われるようです。 
 ……無理だろ。
 滑降は時速130kmとか140kmに達する競技ですよ。もう、死人が出ないことを祈るしかないですね。