会談前の「根拠ない報道」遺憾=日本側の誠意に疑念−韓国外務省(時事通信)
外交部、日本政府の「マスコミへのリーク」へ警告……「会談への誠意に強い疑問」
外交部は26日、日本軍慰安婦問題解決のための両国外相会談を控えて確認されていない交渉関連の内容が日本のマスコミを介して相次いで報道されていることに対して、強力な遺憾を表明した。

ジョ・ジュンヒョク外交部スポークスマンはこの日の記者たちに「韓日外交長官会談が開催されておらず、何も決定されていない状況で、日本側から続くとんでもない報道が出ている」と指摘した。

続いて「韓国政府は、このような行動を見せる日本側の真意が何なのか、真摯な態度で今回の会談に取り組もうとしているのか、強い疑問を持たざるを得ない」と批判した。

イ・サンドク外交部北東アジア局長は同日、在韓日本大使館関係者を呼んで「日本側から出てくるの報道がとんでもない内容」と強く抗議する一方、再発防止を厳重に促したと外交部当局者は伝えた。

政府が外交部スポークスマンの実名でこれほどまでに強い批判を吐き出すのは極めて異例である。

来る27日、第12回局長級協議が開催され、翌日には韓日外交長官会談を通じた慰安婦問題の交渉を控えている日韓間に始まった激しい神経戦の一環として見られ、会談そのものにも否定的な影響を与える恐れがあるのではないかと危惧されている。

ジョ報道官の指摘は岸田文雄(岸田文雄)日本外相の訪韓関連報道を皮切りに、この日まで交渉関連の内容が日本のマスコミを介して「じゅうたん爆撃」のように降り注ぐことを念頭に置いたものとみられる。

安倍晋三総理が24日、岸田外相に年内韓国訪問を指示した事実は日韓公式合意の発表よりも前に、日本のマスコミを介して先に報道された。

日本のメディアは慰安婦解決策として、安倍首相が手紙の形で責任と謝罪を述べて、日本政府が1億円(約9億7千万ウォン)を超える新しい従軍慰安婦被害者支援基金を設置する案を検討中だと報道した。

また、韓国政府が日本大使館前に設置された日本軍慰安婦の移転を検討しているか、被害者支援のための基金に韓国政府を深々と関与させる構想を検討中との報道も日本のマスコミを介して出てきた。

シャワーのように降り注ぐ日本のマスコミの報道の中には事実と符合する側面がある可能性がなくはないが、韓国政府はかなりの部分が事実と異なっており、とんでもない内容だと一蹴している。

外交部当局者は、日本のマスコミの慰安婦少女像撤去の報道に対して「少女像は、民間で自主的に設置したもので、政府がうるさく指図することができる事案ではない」とし「それだけに少女像を前の場所に南山が検討されているという報道もとんでもない」と強調した。
(引用ここまで)

 日韓首脳会談のときも、日韓防衛大臣会談のときも同じでしたが。
 韓国側は内容をリークされることを極端に嫌うのですよね。
 事実がどのようなものであるかとか、どのような方向性で会談に臨むのかとかをリークされたがらない。
 いまひとつ、その理由が判然としていないのですが。

 事実を恐れている、ということでしょうかね。
 かつての日本の対応と明白に異なっている安倍政権のやりかたに対して、困惑しているのかもしれません。
 これまでの方程式が通用しない。「上から目線で一気呵成に畳みこめばなんでも言うことを聞く」くらいの意識だったものが、タフネゴシエイターになってしまっていますからね。

 そもそもが、韓国とは違って日本は報道の自由があるので取材力のあるマスコミが官邸サイドから情報を入手してリークしてしまうのはしょうがないのだよなー。
 韓国だと情報統制が可能なのかもしれませんけども。

 全体的に日本側が攻勢に廻って韓国は守勢一方。
 この構図を嫌ってなんとか攻守を逆転させようとしている……というような言いかたもできるかも知れませんね。