慰安婦被害者支援の財団設立 「速やかに進める」=韓国政府(聯合ニュース)
元慰安婦支援団体 10億円募金活動へ=韓国最大野党が要請(聯合ニュース)
韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は5日の定例会見で、旧日本軍の慰安婦被害者を支援する財団の設立について、「いろいろな措置を速やかに進めていく予定」との方針を示した。また、「外交部はすでに女性家族部と実務レベルの協議を開始しており、近いうちに関係機関会議を開催する」と明らかにした。 (中略)

 共同記者会見の形で発表した合意の国際法的な効力に関しては、「国内外のメディア会見を通じて国際社会の前で発表したことは、誠実に履行しなければならないことを意味する」と言及するにとどめた。

 合意前に慰安婦被害者への政府の説明が不十分だったとの指摘に関しては、「政府はこれまで被害者や被害者(支援)団体の意見を聞き、日本側との協議で意見が積極的に反映されるよう努力してきた」と述べた。その上で、「2015年だけで外交部レベルで15回にわたり被害者や関連団体との面談などを行って被害者の意見を聞き、地方の慰安婦関連団体にも担当局長が直接訪れて交渉過程を説明し、被害者側の意見を傾聴した」と強調した。女性家族部も3年間、慰安婦問題に関するタスクフォース(TF)を設置し、被害者団体や専門家の意見を聞いたという。

 だが、外交部は合意の直前には被害者や関連団体に具体的な説明はしていないとされる。
(引用ここまで)
 旧日本軍による慰安婦被害者を支援する財団設立のための国民募金運動が、被害者支援団体の韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の主管で進められることが5日、分かった。韓国最大野党「共に民主党」の関係者が明らかにした。

 同党の文在寅(ムン・ジェイン)代表は先ごろ、慰安婦問題をめぐる韓日両政府の合意をめぐり、被害者支援のため韓国政府が設立する財団に日本が10億円を拠出することについて「政府が10億円でわれわれの魂を売り払った」と批判。支援に必要な資金100億ウォン(約10億円)を集める募金運動を提案した。 (中略)

 一方、同党の李鐘杰(イ・ジョンゴル)院内代表はこの日、尹炳世(ユン・ビョンセ)長官と面談し、慰安婦問題をめぐる韓日合意は「屈辱的」だとして再交渉を要求した。だが、尹長官は「考えていない」と一蹴した。

 李氏は面談後に記者団に対し、「絶対に10億円を受け取ったり使ったりする手続きを進めてはならない」と尹長官に伝えたと話した。
(引用ここまで)

 最大野党(でもじり貧)の「共に民主党」が「日本から10億円を受け取ることは許さない!」とばかりに寄付金集めを開始。
 やってみるとよいとは思いますが。
 日本政府による10億円の出資で財団が作られることは確定していて、そこにさらに10億円が足されるのだったらそりゃあ豊かな老後が送れますわな。
 まあ、あと何年あるのかは知りませんけども。

 もう日本政府の知る由ではないのですよね。 
 純粋に韓国の国内問題であって、勝手に争ってくださいなということです。

 でもって、韓国外交部の報道官が今回の合意の効力について「双方の外務大臣が国際社会の前で約束したこと」ということで覆せないという認識を持っているというのも悪くない傾向ですかね。
 合意違反について明記されたペナルティこそありませんが、すでにアメリカだけじゃなくてヨーロッパからも合意について歓迎するコメントが出されています。
 これを覆すのは、けっこうな胆力が必要になると思いますね。

 河野談話での「認めてくれたらもう慰安婦の話題は金輪際出さない」という話はオープンにされていない密約だったので、最終的には「なにそれ?」って言われたらそれでおしまいでしたが、今回はさすがに難しいんじゃないでしょうかね。
 「最終的かつ不可逆的」なんていう外交としては屈辱的な用語まで使われて、さらにそれを覆す勇気……か。
 パク・クネにはそこまでの力はないと見ますが、果たして。 

 ところで外交部の報道官なんですが、ずーっと前から上司であるユン・ビョンセとお揃いのような気がして鳴らないのです。