【寄稿】平昌五輪開催まであと2年、マスコットはまだできないのか(朝鮮日報)
 トラの子どもをモチーフにしたソウル五輪(1988年)のマスコット、ホドリは開催5年前の83年に選定され、五輪のプレ大会に当たる86年のアジア大会から使用された。2014年のソチ冬季五輪のマスコットも3年前に決まり、活用された。だが、18年2月に開催される平昌冬季五輪のマスコットは、開幕まであと2年ほどしかないのにまだ決まっていない。組織委員会は一体何をしているのか。冬季五輪は主に欧米の豊かな国が開催して先進国の象徴となった、開発途上国にとっては羨望の対象だ。実に12年もの間、国力をつぎ込み、厳しい条件の中でようやく招致した冬季五輪だというのに、韓国はこれを十分に活用できていないように思えて残念だ。

 平昌冬季五輪は政府予算が適期に投入されず、競技場建設の遅れなどが指摘されている。組織委員会はそんな中、多額の費用をかけずとも国民の心を一つにすることができ、大会に向けた雰囲気を盛り上げる役割を果たすマスコットについて、国民の意見集約を先送りしている。開催地が一部の地方に限られ、国民的な関心を高めるのが難しいからこそ、マスコットを早く選定してアピールに活用すべきではないのか。

 冬季五輪のマスコットは1976年のインスブルック大会(オーストリア)で初めて導入され、これまで雪だるま、オオカミ、ホッキョクグマ、星の精、子ども、フクロウ、野ウサギ、コヨーテ、クマ、雪と氷、オットセイなど、開催国の国民情緒を踏まえて制作されてきた。これらキャラクターは大会を盛り上げ、親しみやすい存在として人々の記憶に残っている。韓国が国際大会・イベントで使用したマスコットとしては、ソウル五輪のホドリのほか、大田エキスポ(93年)のクムドリ、江原道・冬季アジア大会(99年)のコムドリがある。このほか、韓日が共催した2002年サッカー・ワールドカップ(W杯)でサポーターにつけられた赤い悪魔という愛称や、20カ国・地域(G20)首脳会議のシンボルマーク、青紗灯籠(とうろう)も記憶に新しい。

 五輪マスコットのイメージは、シンプルかつナチュラル、大衆的でありながら、深い意味を持つことが求められる。かわいくて親しみやすく、スポーツと関連のある韓国的なキャラクターであってこそ、人々の記憶に長くとどまる。組織委員会には、こうした条件を踏まえて候補数点を発表してほしい。国民から意見を募った上で一つに絞り込み、デザインを決定すれば、国内外に自然に広まり、平昌冬季五輪に向けたムードが一段と盛り上がるだろう。選定が遅れていることで大会の広報への支障が懸念されているが、急ごしらえの駄作を作ってはならない。絶えず走り続ける韓国を象徴する五輪マスコットをできるだけ早く選定してほしい。
(引用ここまで)

 そういえば、まったくマスコットの話が出てませんでしたね。
 というわけで、ここ最近のオリンピックでマスコットがどのくらいになってから発表されているのか調べてみましたよ。

 まずは夏季。
 北京オリンピックが2005年11月で2年10ヶ月前。
 ロンドンオリンピックが2010年5月で2年3ヶ月前。
 リオデジャネイロオリンピックは2014年12月で1年9ヶ月前。

 んで、冬季。
 トリノ冬季オリンピックが2004年9月。1年6ヶ月前。  バンクーバー冬季オリンピックが2007年11月。2年3ヶ月前。
 ソチ冬季オリンピックが2011年2月。3年前。

 過去6回分の平均で2年3ヶ月ちょい。
 平昌まであと2年1ヶ月。
 ちょっと遅いっていうところですかね。
 ただ、テストイベントがこのシーズンからばんばん行われるのに、まったくマスコットが音沙汰なし。

 まあ、建設やらなんやらの全体の遅れに比べたら大したことないんじゃないでしょうか。
 少なくとも致命的ではないですから。