KF-X、実際の姿は2018年明らかに……試作機は2021年に登場予定(NewDaily)
KF-X(国産次期戦闘機)事業が去る28日、政府と韓国航空宇宙産業(KAI)が事業開発本契約を締結すると建軍以来最大の研究開発事業である韓国型戦闘機の開発に着手した。
KF-X事業は、2002年にKF-16 +クラスのパフォーマンス要求(ROC/軍要求性能)をもとに韓国型戦闘機の国内主導の開発を目標としている。

しかし、米国から受けることにしたKF-Xの開発に必要な21個の技術移転合意が遅れると、これまでの目標してきた2025年に開発完了が2026年上半期までに6カ月以上延期された。 当初、韓米間の技術移転は9月までに終える計画で、今月(訳注:去年12月)に遅れて合意された。これによって空軍戦力の空白も6ヶ月以上増えた。

KF-Xは老朽化の著しい戦闘機(F-4、F-5)を代替して、2020年以降の将来における戦場環境に適した性能を備えた国産戦闘機を獲得する事業である。空軍は2019年までに、F-5戦闘機の半分に該当する80機を、F-4戦闘機においては60機すべてを退役させる予定であった。空軍はKF-Xの開発遅延によって延長運用するものと見られる。

これまで言葉も多くて脱線も多かったKF-Xが事実上来年1月(訳注:今年1月)に開発に着手することにより、具体的な日程が立てられている。KAIは慶南四川本社に「航空機開発センター」を建設してKF-Xをはじめとする大規模な開発事業の成功のための準備を完了した。

航空機開発センターの建設を介してKAIは、航空機の設計、航空電子、飛行制御、衛星/無人機の試験インフラなどの主要な開発施設と資源を統合して開発環境の効率を極大化させる計画である。2014年には152人、2015年には442人のエンジニアを新規採用し、さらに来年(訳注:2016年)には700人余りを追加で確保するなど、重要な人材を養成する計画である。

また、2016年にはインドネシアの890億ウォンの投資資金が1年ごとの分割の形で導入される。インドネシアは、KF-Xシステム開発事業費約8兆6700億ウォンのうち、20%の規模である1兆7000億ウォンのコスト分担を行って設計に参加、いくつかの部品の生産、技術資料や試作機(1台)などを獲得することになる。

KF-Xの試作機は全部で6台製作される。これとは別に、地上試験用に2台別々に製作する 。KF-X の素顔は2018年にOML(外側形状)を介して完成される。現在CGのKF-Xとは異なり、コンピュータシミュレーションにより最適化された姿になる見込みである。

このように形状が製作されると、2021年実物(試作機1号)を発表(ロールアウト)して1年あまりの試験を経てから、初飛行をすることになる。このように順調な過程を経れば、2023〜24年ごろに戦闘適合判定を受けて量産契約が行われる予定である。2016年9月には国産AESA(多機能位相配列レーダー)を搭載した空対空の遭遇が可能な1号機が納入される予定ある。KF-XのAESAレーダーの開発およびシステム統合などの主要機器の国産化は、国防科学研究所が主導する予定である。

ジャン・ミョンジン防衛事業庁長は「本事業は将来において、我が国領空を守る重要な航空戦力を開発する重要な事業で、防衛事業庁と軍、メーカーは過去30年以上にわたり蓄積された国内航空産業の技術‧人材などをベースに韓国軍が要求する戦闘機を必要な時期に確保するために最善の努力を尽くした」と明らかにした。

KAIの関係者は、「KF-X事業が本格的に着手されることによって、空軍の老朽機代替とともに海外からの直接購入に依存していた戦​闘機を独自開発することで運用維持費の削減と稼働率向上を期待できるようになった。最先端の兵器体系の自主的軍事力の建設を図る画期的な転機になるだろう」と述べた。

KF-Xが正常に開発されれば、韓国とインドネシア空軍のほか、全世界的に4500台以上の販売されたF-16の老朽代替市場を狙うことができる。KF-Xは現在のF-16を導入したい国や追加導入する国と低予算で国防を運用する国に十分アピールできる。

よって楽観的な見込みだが、T-50の輸出現況を鑑みるとそれほど難しくもないとも思われる。ざっと、600〜700台のKF-Xが輸出が可能だという計算も出ている。
(引用ここまで)

 KF-X事業についていくつかのタイムテーブルが出てきたのでお知らせまでに。
 まず、去年の12月28日にKAIと韓国政府が正式に契約を結んだとのことです。

 んでもって、国産AESAレーダーが2016年9月に納入。
 同じく2016年にはインドネシアから年賦の形で開発費支払い。
 2018年に設計が完了。
 2021年には試作機1号機が完成。ただし、これは地上でのテスト用。
 2022年に実際に空を飛べる試作機が完成。
 2023〜24年には量産契約予定。

 いやぁ……順調ですね。
 KF-Xの未来はまさにバラ色ってヤツです。
 あれほど「技術移転されないとまずい!」騒いでいたのに、今年の9月には国産のAESAレーダーが納入されてしまうのですよ。いやだって、何度読んでもそう書いてあるんですもの。
 記事タイトルのリードにもそう書いてあるしなぁ……。

 艦船用のAESAレーダーですらまだ実用化していない国が、一気に数段ハードルの高い航空機用のものを開発してしまうというね。
 去年の11月には「韓国の技術水準は80%ていどだ」って言っていたものが、1年もしないで納入。
 韓国の技術力はあなどれないなぁ(棒読み)。これが圧縮成長というヤツですか。

 2018年の設計完了と、2021年の地上用試作機、2022年の飛行用試作機がそれぞれターニングポイントですかね。
 しかし、これまで散々「KF-Xはこんな姿になる!」って予想図が出ていたのに、本当に想像図であったとは……。

 そして600〜700機を輸出できるのではないかと予想していると。
 ……いやぁ、バラ色ですね。それにしてもロッキード・マーティンがまったくと言っていいほどに姿を現していませんね。