[単独] 「慰安婦の世界記録遺産登載」をサポート白紙化(ソウル新聞/朝鮮語)
政府が日本軍慰安婦ドキュメンタリーのユネスコ世界記録遺産登載のために民間団体と「支援事業委託契約」を推進していたが、韓日間慰安婦の交渉が妥結されるとこれを白紙したことが確認された。 「外交的混乱」が予想されると推進した支援事業を終了させてしまったのだ。 10日、政府関係者によると女性家族部は先月23日、韓国の女性の人権振興院と「慰安婦ドキュメンタリーの世界記録遺産に登録支援事業委託協約書」を締結しすることにしテキストの作成を完了した。翌日には協約締結のために関連部署に協力を要請までした。

キム・ヒジョン女家部長官と姜月球女性人権振興院長名義で作成された協定書には、慰安婦ドキュメンタリーの世界記録遺産登載のため女家部が要求する事業を女性の人権振興院が行うという内容が盛りこまれた。具体的には世界記録遺産登載のための広報物制作と配布、広報ホームページ運営、収集ドキュメンタリー管理などである。契約期間は今年1月1日から2年であり、事業にかかる財源は女家部が負担すると明示した。

政府は、複数の民間団体が散発的に世界記録遺産登載を進行する従来の方法は、効率が落ちるため女性人権振興院を代表機関として立てて事業の求心点を確保する方向で条約を推進したことが分かった。事実上、政府予算による慰安婦記録の世界記録遺産登載事業を積極的に支援することにしたのだ。しかし、政府は条約締結の最終段階で中断して計画を白紙化したのである。協約書のコピーの作成を終えた翌日の先月24日午後、日本の安倍晋三首相が岸田文雄外相を韓国に急派するという報道が出てきて続いて28日にはそのまま慰安婦の交渉が妥結され、世界記録遺産登載事業の外交摩擦が予想される事態となったために、中断の判断に至ったのだ。

女家部関係者は、「内部的に協約を推進したが、協約を最終締結しなかった」とし「理由は確認することができない」と明らかにした。女家部は協約書の内容もマスコミに確認させることはできないという立場を伝えてきた。
(引用ここまで)

 ふむ、慰安婦同意にともなって韓国政府の肝いりだった慰安婦の世界記憶遺産登録を中断したと。
 ちょっと前までは「慰安婦の世界遺産登録については民間で行っている事業であるので、韓国政府としては立ち入りできない問題だ」と外交通商部の報道官が語っていたのですが。
 すでに各方面から「登録作業は民間がやっているかもしれないけど、その金銭面での支援は韓国政府だろ」っていうつっこみが入っていたのですよ。
 バックアップをするのであれば、それは韓国政府の事業ではないのかと。
 
 一応、しっかりと「国際社会において慰安婦問題について互いに非難・批判することは控える」という合意内容履行しているのですね。
 まあ、それがどこまで続くのかはちょっと疑問ではあるのですが。

 今回の決定に際してもけっこうな反対の声が上がっています。
 そもそもの慰安婦合意についても反対されていて、かつそれによって行われているアクションに対しても反対と。
 パク・クネ政権にとって取りつく島がないのですよね。
 この件についてなにをしようとも反対される。

 その声に押されることで、どうなっていくかという経緯が面白そうです。
 ただ、以前から書いているようにパク・クネは圧倒的に頑迷であって、自分の決めたことをテコでも曲げないという性格なのです。
 これまでもそうであったように、これからもそうではないかと思うのですよ。

 特に慰安婦合意に関しては日米を相手にして外交的にようやく得ることのできた得点でもあります。
 手放さないんじゃないかなぁ……と思うのですよね。
 もちろん、次期政権だとどうなるもんか分かったもんじゃないですが。