「少子化対策に朝鮮族大量受け入れ」韓国与党代表発言に批判の声(朝鮮日報)
【萬物相】少子化対策としての朝鮮族移民受け入れ、韓国人は本当に恥知らずだ(朝鮮日報)
 与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が29日、少子化問題解決のための一つの方法として「中国の朝鮮族を大量に受け入れるべきだ」と主張した。

 金代表はこの日、国会で行われた、セヌリ党少子化対策特別委員会の第7回会議と党・政府協議会を兼ねた会合に出席し、「ドイツの場合、トルコから400万人が(移民として)押し寄せ、大きな社会的問題になっているが、韓国には朝鮮族がいる。文化的なショックを和らげられるよい方法であり、韓国の移民政策は朝鮮族を大量に受け入れる方向にすべきだ」と述べた。これは「ドイツは移民を増やすことで人口を維持した」という会合出席者の発言に対し、金代表が意見を述べる中で出た発言だ。

 金代表の発言が伝わるや、インターネット上では「朝鮮族の移民が少子化問題の解決策だなんて、とんでもない」「そうでなくても朝鮮族のせいで不安を感じているのに、与党の大統領選有力候補が何をするっていうんだ」などと批判する声が上がった。これに対しセヌリ党の関係者は「党と政府が少子化対策として移民政策の変更を話し合ったことはない」と釈明した。
(引用ここまで)
 きのう、与党代表が朝鮮族を大量に受け入れようと主張して批判を浴びた。少子化対策としてそうした話をしたためだ。「国内で出産を増やすべきなのに、移民で補おうというのか」という批判のほか、「朝鮮族は子を産む機械か」という非難まで飛び出した。だが、これは世の中のことをよく知らない人の言葉だった。彼らにとって「多産」はとうの昔からぜいたくなことだった。2013年の人口1000人当たりの出生数は6人で、韓国の8人よりも少ない。少子化は韓国よりも先に朝鮮族にとって死活問題だった。

 だからといって、笑って済ませられるような話でもない。日本により韓半島(朝鮮半島)収奪で追いやられたり、満州の開発で連れて行かれたりした植民地の民が彼らの祖先だ。植民地を拒否し、体一つで凍土行きを選んだ独立闘士の子孫もいる。米国や日本に行った同胞とは違い、多くの朝鮮族が解放(日本の終戦)後、自由民主主義を選択する機会すら封じられてしまった。我々がうまくやってさえいれば、今ごろ韓国の国民として苦楽を共にしていたはずの人々だ。朝鮮族受け入れは、少子化ではなく民族統合の課題として扱うべき事案ではないだろうか。

 韓国人による朝鮮族差別と蔑視を書いた朝鮮族作家の本「韓国はない」が衝撃を与えたのは20年前のことだ。朝鮮族は韓国映画『新しき世界』(2013年)で「延辺乞食」と呼ばれ、朝鮮族社会は映画『哀しき獣』(10年)で狂乱的殺人が横行する無法地帯として描かれた。また、彼らの話し方がお笑い番組に登場する振り込め詐欺犯の話し方として使われるようになって久しい。だが、彼らの犯罪の頻度は韓国の平均以下だ。そのような扱いをしていたのも忘れて、今になって少子化問題でまで朝鮮族うんぬんと言うのだから、韓国人は本当に恥知らずだ。
(引用ここまで)

 ほんの1週間ほど前に 楽韓Webで「韓国の少子化対策として朝鮮族の移民か、北との統一くらいしかもはやオプションはない」という話をしたばかりでしたが。
 実際に韓国の与党セヌリ党の代表がそれを語って、インターネットでブーイングの嵐だというお話。

 韓国は小中華思想として「韓国人は優れている」という思いこみがあるのですね。
 でも、韓国国内で生まれ育った韓国人こそが本当の優等な人種で、海外で育った場合はそれほどでもないという考えかたがあるのですよ。
 なんでそんなって思うのでしょうが、それが小中華というか「華夷秩序」の考えそのものですので。輝かしい皇帝が中心に存在し、その近くにいればいるほど優れているという考えかたです。
 なので、いわゆる「海外同胞」を低く見る傾向にある。
 もちろん、海外の場で活躍すれば『輝かしい韓民族』の仲間入りをさせてもらえるのです。ありがたいことですね(笑)。

 その中でも朝鮮族はより一層低く見られています。
 「韓国に出稼ぎに来ては犯罪ばっかり犯している」っていうイメージがこびりついているのですよ。
 実際の犯罪率は下の記事の引用部分にあるように低いのですけどね。
 ただ、ソンウ・ジョンの「朝鮮族の少子化は韓国よりも激しい」っていうのは中国の一人っ子政策によるものなので、あまり適当ではないのですが。

 実際問題として人口減による消滅国家の一番手となっているので、少子化対策は火急の案件なのですが……。
 「韓国人は優秀である」という軛から逃れられない以上、かなり難しい話ではありますね。