THAAD協議の合意 配備合意ではない=米太平洋軍司令官(聯合ニュース)
韓米のTHAAD規約締結 来週以降に持ち越しか(聯合ニュース)
米太平洋軍のハリス司令官は25日(米東部時間)、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に中国が強い反対姿勢を示していることについて質問され、「米国と韓国はまだTHAADを配備することに合意してはいない」と答えた。韓米がTHAAD配備の協議に合意したからといって必ずしも配備するわけではなく、協議がどう進むか見守る必要があると述べた。

 中国の反対に関係なく韓米同盟としてTHAADの韓国配備を推進するという従来の立場に微妙な変化が出たと受け止めることも可能な発言だ。
(引用ここまで)

 おや、見事にはしごを外されかかっています。
 水曜日のドタキャンも実際にアメリカ側からストップがかかったようです。それも1時間前とかじゃなくて、20分前とかだったそうです。

 韓国側の目論見としては在韓米軍がTHAADを配備することで北朝鮮の核戦力、弾道弾を抑えこみたい。
 また、韓国の要望を1から10まで無視している対中国のカードとしても使えるのではないかという考えもあったのでしょう。

 でも、韓国はこれまでアメリカ側の「在韓米軍のためにTHAADを配備したい」っていう意向を無視し続けてきたのです。THAADのXバンドレーダーを配備したいというのが本音だったのでしょうけども。
 アメリカ側が韓国の意向を無視することで意趣返ししてきても当然。
 「そちらがそうしてきたように、うちらもそっちの意向を無視するわ」っていうやりかたをされているわけですね。

 THAAD配備によって得られるメリットを重視するのか、そうでない場合のメリットを重視するのか。
 あくまでもアメリカのさじ加減次第であって、韓国は主役ではないということなのです。
 それを忘れて米中を振り回そうとしている状況を嫌ったということはあり得るかもしれません。