[ニュース分析]落ちぶれた韓国の均衡外交…米日同盟の「下位パートナー」に転落(ハンギョレ)
 朴槿恵(パククネ)大統領の代表的な対北朝鮮・外交安保政策が執権3年で総体的な破綻の極に至った。 「朝鮮半島信頼プロセス」は北朝鮮の4回目の核実験とロケット発射の直後、朴大統領の開城工業団地の全面稼働中断措置と「北朝鮮の政権を必ず変化させる」という確約の下で事実上破棄された。 野心満々で推進してきた「北東アジア平和協力構想」と「ユーラシア イニシアチブ」も、朴大統領の「自害的どたばた外交」の渦中で「韓米日vs朝中ロの「北東アジア新冷戦構図」が強化され作動不能状態に陥った。 今は朴大統領をはじめ朴槿恵政権の誰もが、朝鮮半島信頼プロセス、北東アジア平和協力構想、ユーラシアイニシアチブを口にしない。 (中略)

 このような流れに照らしてみる時、朴大統領が昨年9月3日に北京の天安門望楼に習近平国家主席、ウラジミール・プーチン大統領と共に立ったことは「突出的行動」であった。 米国の反対を押し切って「天安門望楼」に上がったが、以後の朴大統領の歩みを見れば、状況をどう解決させいくかの深慮遠謀はなかったようだ。 朴大統領は1カ月後の2015年10月に米国を訪問し「韓国は米国のアジア・太平洋再均衡政策の核心パートナー」と宣言した。 「天安門望楼外交」と正面から衝突する歩みだ。

 朴大統領は昨年10月の訪米後、事実上「米中均衡外交」を放棄し、米国との協力を強化する方向に疾走している。 昨年12月28日、韓日両政府が日本軍「慰安婦」問題の「最終的で不可逆的な解決」を宣言(12・28合意)したことが起爆剤となった。朴大統領による米国が推進してきた韓米日3角安保協力強化は、実は「韓国の米日同盟下位パートナー化」(キム・ジュンヒョン韓東大教授)に踏み出す公開宣言の意味を持つためだ。
(引用ここまで)

 まあ、パク・クネ糾弾が社是であるハンギョレが言うことなので、話半分に聞く必要があるとしても。
 そもそもが均衡外交・全方位外交っていうもの自体が、よっぽどの実力があるかよっぽどの地政学的な好位置にある国じゃないと成り立たないものですからね。
 だけども、韓国は自己評価でそういう位置にいると勘違いしていることが多いのです。

2012紳士の国

 この画像を見てもらってもわかるように、発展途上国からは尊敬を集め、大国からも一目置かれる存在であると自認しているのですね。
 自認しているだけなのですが。

 でも、実際にはそれほどの国力があるわけでもない韓国のような国が全方位外交をやろうとしたら、すべての国から「二の次」の扱いを受けるようになるのです。
 ハンギョレでは韓国の現状を「日米同盟の下位パートナーと化した」と定義づけていますが、まさにそれ。
 「均衡外交」とかいってみても、実際には韓国の都合のいいように動いてもらうっていうだけのもの。
 天安門での軍事パレードに参加するみたいな平時ではそういうやりかたが通用しても、いったん事が起きてしまえば韓国の都合など無視して動くのは当然でしょう。

 去年の軍事パレード参加まではこの世の春のような騒ぎだったのですけどね。
 韓国大統領府も、韓国国民も。

 でも、北朝鮮が敵対姿勢をちょっと見せただけでこの状態。これが本来の立ち位置なのですよね。