韓経:ウォン安でも輸出2けた減少…韓国「新興国ジレンマ」(中央日報)
韓国の経常収支 47カ月連続黒字=1月は70億ドル超(聯合ニュース)
韓国の輸出が14カ連続で減少した。過去最長だ。ウォン安ドル高が進んだが、輸出は増えていない。

産業通商資源部は1日、2月の輸出額が364億2000万ドルで、前年同月比12.2%減少したと発表した。輸入額は前年同月比14.6%減の290億2000万ドル。貿易黒字は73億9000万ドルで、2012年2月から49カ月連続の黒字となった。

従来の最長の輸出減少は2001年3月から2002年3月までの13カ月連続だった。昨年12月から2けたの輸出減少率が続いているのがさらに大きな問題だと、専門家らは指摘している。輸出減少率は昨年12月14.3%、今年1月18.8%だった。

この3カ月間、1ドル=1150ウォン台から1230ウォン台へと7%近くウォン安ドル高が進んだ。過去にはウォン安ドル高になれば韓国製品の価格競争力が高まり、輸出が増加した。最近は「通貨安=輸出増加」の公式が崩れている。

専門家らは「中国をはじめとする主要国の景気悪化で世界的な需要自体が減少し、自国通貨安になっても輸出は増えない」とし「韓国だけでなく輸出で生きる新興国の共通のジレンマ」と指摘した。李仁浩(イ・インホ)産業部貿易投資室長は「世界景気の回復見通しが不透明であり、韓国の輸出がいつ回復するのか予測するのは難しい」と述べた。
(引用ここまで)
韓国銀行(中央銀行)が2日発表した国際収支(速報値)によると、1月の経常収支は70億6000万ドル(約8054億円)の黒字だった。経常黒字は2012年3月から47カ月連続で、最長記録を更新し続けている。

 黒字幅は前月(73億8000万ドル)より少ないが、1月としてみると昨年(62億6000万ドル)を上回り過去最大を記録した。韓国銀行の担当者は「原油安により黒字額が大きくなった」と分析した。

 しかし、最近の黒字は、国内景気の低迷で輸入が輸出を上回るペースで減少したために貿易黒字が拡大する「不況型黒字」と指摘されている。

 1月の商品収支(貿易収支に相当)の黒字は81億1000万ドルで、前月(106億8000万ドル)に比べ大幅に減少したものの、1月としては前年(63億1000万ドル)を抜いて過去最大となった。輸出は前年同月比15.8%減の378億9800万ドル、輸入は同23.1%減の297億8700万ドルだった。
(引用ここまで)

 これまではウォン安に転じれば輸出が増えて、韓国の景気がよくなるというリニアな関係性であったものが、単純な構造ではなくなってしまったというお話。
 去年はついに中国への投資、さらには貿易総額が日本の総額よりも多くなったというニュースもありましたね。

 日本と韓国の経済規模の差は5倍前後。その状況で中国への投資、貿易が日本と同額かやや上回っているっていうことは、単純に考えても中国経済の動向による影響を5倍は受けるということです。
 そこまで中国経済に傾注している状況で、中国経済がアレ。
 つまり、負の影響を日本の5倍ほど受けるということになるわけです。5倍で済めばいいんですけども。

 ウォン安であっても、極端な円高ではないという状況であるのも大きい要因でしょうね。
 額面上の貿易黒字がどれだけ増えても、不況から抜け出すことはできない。

 外需がこうで、内需は不動産爆弾の導火線に火がついている状態。
 中国経済がどこまでのハードランディングになるか……ですかね。