元慰安婦が続々訪米、合意無効の訴え展開 会談の潘基文氏も弁解、国連関係者発言を追い風に(産経新聞)
慰安婦本起訴、識者が抗議声明=社会的広がりに限界−韓国(時事通信)
 慰安婦問題の最終的解決をうたった日韓合意の無効を訴えるため、元慰安婦と韓国の支援団体メンバーらが訪米し、在米韓国系団体と連携して組織的な活動を展開している。米政府が合意への支持を重ねて強調するなか、「被害者中心のアプローチが不十分」だと合意を批判した国連女子差別撤廃委員会の勧告や国連関係者の発言が、日本非難を続けるデモや集会を勢いづかせている。 (中略)

 潘氏は、昨年末の日韓合意発表後に歓迎する声明を出し、今回の会談でも、合意が誠実に履行されるよう望むと述べた。一方で、同席した関係者によれば、「両国の努力を歓迎したもので、内容を歓迎したものではない」との趣旨だと苦しい弁解も口にしたという。
(引用ここまで)
 コラムニストの金圭恒氏や小説家の蒋正一氏ら190人は2日、朴教授の起訴に対し、「研究や発言の自由が制限される」と反対する声明を発表。記者会見した金氏は「立場の違いを超え、司法判断の対象になってはならないという点で考えが一致した」と説明した。
 本の内容に批判的な学者らも2日、声明を出し、「研究者の著作に対し、法廷で刑事責任を問い断罪するのは適切でない。学問的な議論を通じて解決するべきだ」と強調。本の内容を支持する学者に公開討論を呼び掛けた。
 ただ、韓国社会で起訴を批判する声は少数だ。朴教授は本で、慰安婦が「日本軍兵士と同志的関係にあった」と記した。だが、韓国では「幼い少女が日本軍によって無理やり拉致されたという固定的な考え」(蒋氏)が一般的だ。朴教授も2日の会見で「過去20年、政府、民間を問わず、全国民が同じ認識を持つようになった」と語った。
 在宅起訴に踏み切った検察の判断には、2月にソウル東部地裁が民事訴訟で本の34カ所を削除するよう命じる決定を下したことに加え、こうした社会の認識が反映されたとみられる。
(引用ここまで)

 以前にもちょっと扱った元慰安婦の訪米が真っ最中なのだそうですよ。
 でもって真っ先に日韓合意に賛意を示したパン・ギムンとの会談で「あたしゃ認めないよ」とまた言っていると。
 んでもって、パン・ギムンも一度「慰安婦合意を歓迎する」って言ってしまった手前、それを覆すことができなくなっていて、元慰安婦を前に「ええ、ええ。あなたたちの苦しみは分かりますとも」みたいな話しかしていない。
 ちょっと面白い状況ですね。

 パン・ギムンは来年の大統領選挙に向けて、そろそろアピールタイムがはじまる頃だと思うのですが。
 どっちにせよ、「慰安婦合意」自体が韓国で(そして日本でも)大きな争点にはなりえないということで、うまくやりすごすことしか考えてないんじゃないでしょうか。

 被害者とやらが納得するかどうか、彼女たちに向き合った対策なのかどうかはもはや完全に韓国での問題であって、日本政府の知るところではないのですよね。
 日本側からは残念なことに、「ご自由にどうぞ」としか言えないのです。慰安婦合意で決まってしまったことですのでね。

 でもって、時事通信の記事は「帝国の慰安婦」の著者への名誉毀損(刑事訴訟のほう)に対して、韓国の知識人が反対の声を挙げるようになったという話。
 うーん?
 加藤達也産経新聞前ソウル支局長の時に、韓国国内からこういう声が挙がったという記憶はありませんね。

 日本からは、「これは報道の自由を制限する行為だ」とする声がありました。政府からも「早急に解放すべきだ」という話を何度かしています。
 世界からも同様に危惧する声がありました。
 でも、韓国からはハンギョレあたりのごく一部を除いて「報道の自由を制限するから云々」という話は出ていませんでした。

 今回も知識人からは声が挙がりはしたものの、社会的な拡がりには限界がある……と時事通信まで書いてしまう。
 実際問題、韓国では「普遍的な正義の前ではすべてのものが制限を受ける」という考えかたが一般的なのです。
 セウォル号の遺族や、飛行機が遅延したときの座り込みなんかを見ても分かりますが、絶対的な正義を得た瞬間に法であろうと民主主義であろうと超越した至高存在になるのですよね。
 こういった風土があるからこそ、元慰安婦は韓国国内では最強のモンスターとして君臨し続けることができるのです。
 それこそ、世界大統領様である国連事務総長ですら叱責する勢いで。

 無関係に見える記事ですが、どちらも元慰安婦が韓国国内で最強のモンスターであるからこそ起きている事柄なのですよ。

アサヒ飲料 モンスター エナジー 355ml×24本