「犬が笑う」 ナッツ姫父の暴言に大韓航空パイロット労組反発(朝鮮日報)
 大韓航空の副操縦士がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、パイロットの苦悩について強調する書き込みをしたのに対し、韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が強い表現で反論し、労使双方の衝突に発展している。発端となったのは、キム・スンギュ副操縦士が今月13日、フェイスブックで「(パイロットたちは)1カ月に100時間も働かないのに、億単位(数千万円)の年俸をもらっているため、不平等だという声がある。そこで、飛行前に何を準備しているのか見ていこう」として、飛行前の準備過程について紹介した。

 会社の規定では、飛行の1時間45分前までに出勤することになっているが、実際には事前に熟知しなければならない情報が多いため、自宅や滞在先のホテルで前日夜から準備し、飛行当日にも離陸の2時間30分前には出勤しなければならないという。

 大韓航空パイロット労組は最近、37%(平均約480万円)の賃金引き上げを要求し、会社側と争っている。

 これに対し、趙会長は同じ日の午後、この書き込みに対し匿名でコメントを寄せた。趙会長は「専門用語がびっしり羅列されているが、99%は目新しいことではない」「飛行機は車の運転よりも簡単なオートパイロット(自動操縦)で操縦し、非常時だけにパイロットが必要になる。(書き込みの内容は)誇示が多い。これじゃ犬が笑う」とつづった。

 労組側はこれに対し、名誉毀損(きそん)訴訟などを検討する方針だ。
(引用ここまで)

 チョ・ヤンホといえば、大韓航空を支配下に置く韓進グループの創始者の息子。
 ナッツ姫の父。
 平昌冬季オリンピックの組織委員長。

 韓国でいうところの「ダイヤの匙をくわえて産まれてきた人物」です。
 ですから、こういった発言をしても当然です。韓国で財閥の会長といえば両班を越えてもはや王侯・諸侯といってもいい。
 傲慢であって当然。むしろ傲慢にならないほうがおかしい。
 ナッツ姫はこういった親から産まれてきたのですから、あの態度は当然なのです。純粋培養されているといってもいいんじゃないでしょうかね。

 とはいってもかつては韓国国内で5番手を伺おうかという規模だった韓進グループも、いまでは10位前後をうろちょろしている状況。
 でもって平昌冬季オリンピックがあの状況で、大韓航空は去年の営業利益こそ6000億ウォン以上出しているものの借金どぶ漬け体質で純損失は7000億ウォン規模。
 航空機購入で外貨負債が多いので、ウォン安が主因になっているようです。

 いま各国のパイロットが中国からのヘッドハンティングされているらしく、売り市場になっているのですね。
 そこで比較的賃金が抑えられている大韓航空のパイロットが狙われているという側面があるそうなのですよ。これは日航も同じ構造のようですが。

 王である財閥の会長に逆らって退職する人間が多いわ、ナッツ姫は(かつてであれば無罪になっていたような罪状でも)有罪食らうわ、会社は純損失を叩き出すわ、平昌オリンピックにスポンサーがあつまらないわ。
 そりゃまあ、暴言のひとつも出るでしょうね。
 古田博司教授は著書で「韓国は近代のさなかにある」って言ってましたが、その近代のさなかにいる傲慢な諸侯がインターネットを手に入れたらこうなるよねっていうお手本なんじゃないかな。