Pictured: The 95th Samsung washing machine to spontaneously burst into flames while operating ... and Australian firefighters say they STILL explode after company tries to fix them(デイリーメイル/英語)
サムスンの上面ドア式洗濯機は知られているだけで95もの発火事故をオーストラリアで起こしている。2年前に16万5000台がリコールされたにもか関わらず、去年(訳注:2014年)だけで19件の発火事故が発生しているのだ。

火災調査員のマイケル・フォーブス氏はデイリーメイルオーストラリアの取材に対して「ニューサウスウェールズ州だけで2015年に7件の火災が発生し、最新のものはこの水曜日に起きた」と語った。
3つのリコールがあり、半分以上の販売済みの洗濯機がサービスセンターで回収されたにもかかわらず、いまだにこの洗濯機は危険なままであるという。
「修理されたはずの洗濯機であっても問題を抱えている。何度も火災を起こしているのです」とフォーブス氏は語った。

「個人的にはこの機種を持ってはいません。しかし、防災面から言わせてもらえるのであればサムスンの上面ドア式洗濯機を使うときには家を離れるべきではないでしょう」
「ニューサウスウェールズ州の消費者センター曰く、内部モーターに結露し、それがオーバーヒートの原因となるのです」
デイリーメイルオーストラリアはサムスンに対してコメントを求めたところ、以下のようなコメントがあった。

「技術力のある専門家によって無料で浸水してしまう膜を安全に正常動作するものに交換を行っています」

しかし、フォーブス氏は「(リコール後の洗濯機も)まともに動作していない」と言います。

6つのモデルナンバーにおいてリコールが行われています。

そのうちのひとつはシドニーの北にあるポートステファンの近くにあるコーレットの住民であるジャッキーさんが所有していたものです。彼女はこの水曜日にサムスンの洗濯機によって危うく家を全焼させるところだったのですが、消防士に称賛されるほどの機転によってそれを未然に防ぎました。

「彼女の家の2階にあった洗濯機が火を噴いたとき、彼女は同じ階のキッチンにいました。サムスンの上面ドア式洗濯機は10分ほどで火を噴いたと見られます」とニューサウスウェールズ州の消防救命センターのスポークスマンは声明文で語ります。
「煙検知器が彼女に炎が出て彼女の家が煙に包まれつつあることを知らせたので、彼女は建物から非難したのです。その際にブレイカーを落として、庭から消火作業を行ったのです」
「サラマンダーベイから出動した消防士は炭酸ガス消火器によって消火に成功しました」

ジャッキーさんの洗濯機はとことんまで破壊され、ねじ曲がり炭化した姿が熱の威力を物語っています。
「この洗濯機の引き起こす火災によって誰も重傷を負わず、かつ全焼になったことがないのはただの幸運に過ぎません」と彼は付け加えた。
「洗濯機は通常、単独で設置されています。そのためにプラスティックだけが燃えて他の可燃物に延焼しないで済んでいるというわけです」
ニューサウスウェールズ州の消防士と消費者センターはこの機種を持つユーザーに油断しないようにと語ります。
「最初のリコールは6つのサムスンの洗濯機が炎上したと判明したあとの2013年の4月に行われました。サムスンは16万5000台をリコールしたのです。オーストラリアの家電史上で最大のリコールです」とフォーブス氏は言う。
「しかし、実際に修理された洗濯機は5万台に過ぎませんでした。そこで彼らは2014年の3月、そして2015年の4月29日にもリコールを行ったのです」

ニューサウスウェールズ州の消費者センター長官であるロッド・ストー氏は「リコール以来、41%しか修理を受けていません。リコールが知られていない消費者に対してサムスンにコンタクトし、修理を受けるように喚起しなければならないと考えています」と語った。
(翻訳ここまで・翻訳の無断転載をお断りします)

 2015年5月の記事です。
 サムスン製の16万5000台の洗濯機がリコールされて実際にリコールされたのは41%だけ。
 残りの60%はいつ発火するのか分からない爆弾と化しているわけですね。

 LG電子とサムスン電子が洗濯機の扉を壊した、壊してないで争っていましたが(後に裁判所で和解)、そんな状況ではなかったというオチ。

 で、この記事が出た時点で95件目が起きていた……ということですか。
 恐ろしいわ。

こっそり便利なものだったり