朴槿恵大統領が初訪日見送り 日本政府、サミット招待を断念(産経新聞)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が5月26、27両日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせた訪日を見送った。日本政府はサミットへの招待を調整していたが断念した。実現すれば、2013年2月の大統領就任後初の訪日になるはずだった。

 日本側は引き続き、年内に日本で開催する予定の日中韓首脳会談での訪日実現に向けて調整を行う。

 議長国がサミットの拡大会合に主要7カ国以外の首脳を招くのは通例で、今回はインドネシアやベトナム、ラオスの首脳らの招待が決まっている。
(引用ここまで)

 おや、これは残念。
 残りの任期が少なくなってレガシー構築のために広島訪問をするオバマ大統領と、それを阻止しようとする韓国政府の攻防というのも見てみたかったのですが。
 国民から「パク・クネ大統領まで訪日したのに防げなかったとはなにごとだ!」って責められることを避けようとしたのですかね。
 あと慰安婦同意について確約を迫られるというシーンも見たかったかな。

 さて、安倍総理による議員演説の際には、韓国マスコミ大騒ぎ→市民団体渡米→韓国国会議長渡米→韓国政府(外交部報道官)による反対意見表明ときました。
 韓国の抗議パターンフルコースでしたね。
 外交敗北だの外交失敗だの騒ぎまくって事態を大きくできるところまで最大限大きくしてしまってから議会演説をされてしまって、大敗北を喫したのです。
 ただ、日本もアメリカもなにをしたというわけではなく。
 韓国が勝手に戦いを挑んできて、日本が知らないうちに勝手に大敗北していたという面白い状況でしたね。

 あの状況の二の舞にならないように、現状ではまだ韓国政府は論評を避けている部分があるようなのです。
 パク・クネは質疑応答の伴う記者会見というものを極力避けているので、おそらくは広島訪問に対してなんらかの態度を見せることはないでしょう。ちなみに就任からこれまで質疑応答のある記者会見って3回くらいだったかな?

 問題は外交通商部(日本の外務省に相当)の報道官がオバマ大統領の広島訪問に対してなんらかの要望を出すかどうか、ですかね。
 安倍首相の議会演説阻止については韓国政府が全面的な反対表明をすればなんとかなるつもりでいたのでしょう。
 「日本と韓国、どちらがパートナーとして大事かなんて火を見るよりも明らかだ」とばかりに。
 その結果、実際にどちらが大事であるか見せつけられたのでした。

 さて、今回の広島訪問についてはどこまでのレベルで抗議することになるんでしょうかね。
 現状ではあくまでもマスコミレベルの論評に過ぎず、政府としては沈黙を保っている……というところです。
 いわゆる「政府筋」の市民団体にも指令は飛んでいないように見えますが。