『菜食主義者』翻訳のスミス氏「韓国の立派な文学作品知られていない」(中央日報)
「韓国のノーベル文学賞への執着は理解できない」(朝鮮日報)

ノーベル文学賞の受賞に翻訳がどれほど重要だと考えるかという質問には、「ノーベル賞に対するこうした執着にやや当惑する」と語った。
(引用ここまで)
 「韓国がノーベル文学賞に執着することを理解できない。賞はただの賞であり、作家がすばらしい本を書いて読者がそれを吟味しながら読んでくれれば、作家にとってそれに勝る報いがあるだろうか」
(引用ここまで)

 「菜食主義者」という韓国人の書いた小説の翻訳版がイギリスでブッカー国際賞という賞を受賞しまして。
 そのときの韓国マスコミの舞い上がりたりたるや、えらいものがありました。「ノーベル文学賞にも匹敵するほどの賞を受賞!」だのなんだの。
 実際のブッカー国際賞がどれほどの権威を持つものかは分からないのですが。
 2005年に設立されて今回で7回目の授与なのだそうです。ブッカー賞は知っていたのだけども、それに国際賞があるというのはこの韓国の報道で知りましたわ。

 さて、そのブッカー国際賞を共同で受賞した翻訳者が訪韓して、記者会見を行ったときに韓国マスコミの記者から「ノーベル文学賞を受賞するのに、翻訳がどれほど重要なのか」と尋ねられて「そもそも韓国のノーベル文学賞に対しての執着心が理解できない」と応えた……というお話。
 まあ、普通は理解できませんわな。
 ノーベル文学賞にそこまで執着している理由が「隣の国に2人受賞者がいて、さらに受賞の最有力候補がいるのがうらやましくてしかたない」だなんてことは。

 あまりにも悔しくて「ノーベル賞が受けられないのは韓国語があまりにも優秀すぎるからだ」とか「ノーベル文学賞の選定委員は韓国語を学ぶべきだ」とか、挙句の果てには「ノーベル文学賞なんか大した価値はない」なんてことを防衛機制から発言してしまうほどなのですから。
 普通の人は理解できなくて当然です。
 長年、韓国ウォッチをしている人間であってですら、そういう症状が出ていることを知ってはいるものの「理解」はできずにいるのですから。