ローン敷居上げても、「家計負債の増加」なぜ折れや...低金利・集団ローンの影響(newsis/朝鮮語)
銀行圏が借り手の返済能力の審査基準を強化したのに住宅貸出ローンを中心とした個人向け融資額が増加し続けている。
マンションの分譲物量が増えているうえ、低金利基調がかみ合う影響という分析が出ている。

韓国銀行が13日に発表した「2016年6月中の金融市場動向」によると、先月の住宅ローン(韓国住宅金融公社の政策住宅ローンを含む)は500兆9000億ウォンとなった。
前月比で4兆8000億ウォン増加して、本年における最大規模の増加額となった。住宅ローンの残高が500兆ウォンを超えたのもはじめてのことだ。
これにより、6月中の銀行の家計貸出(政策住宅ローンを含む)も6兆6000億ウォン増加した667兆5000億ウォンを記録し、今年に入って二番目に大きい増加額を示した。

政府は家計融資を抑制するために、与信審査のガイドラインを首都圏で2月に導入したのに続き、韓国全土でも5月から導入している。これによって貸し手は、住宅ローンの融資を受ける際に、客観的な所得証明書類を提​​出しなければならない。また、据置期間(利息のみ返済期間)なしに元金と利子を分割返済しなければならない。
しかし、低金利基調でアパート取引量が大幅に増え、住宅ローンの増加幅はむしろ大きくなっている。

ソウル市が運営するソウルの不動産情報広場を見ると、ソウル市の6月のアパート取引量は1万1728件だった。これは2006年実際の取引価格調査の開始以来、6月の取引量としては10年ぶりの数字となっており、今年だけを見ても月毎で最大の件数だ。
先月、韓銀が基準金利を過去最低の1.25%に引き下げた後、市中銀行の住宅ローンの金利も下落傾向となっている。
銀行連合会によると、年初3%台に上がった市中銀行の分割返済方式の住宅ローン(満期10年以上)の平均金利は、6月に入ってほとんど2%台に安着した。
新韓銀行2.96%、KEBハナ銀行2.92%、KB国民銀行2.91%、ウリィ銀行2.87%などである。他の銀行に比べて住宅ローンの金利が低い方だったウリィ銀行のみ前月より0.02%ポイント上がった残りの銀行はすべて下落した。
市中銀行の関係者は、「住宅ローンの増加は、低金利の影響を受けざるを得ない」とし「与信審査ガイドラインが導入されたとしても、金利があまりにもに低いため融資を受けて家計の資金を運用したり、住宅を購入しやすくなった側面がある」と説明した。
(引用ここまで)

 まだまだ増える家計負債。
 韓国で投資といったら不動産しかないのですよ。
 あまりにもチョンセが高額になったために、実際に居住のための実需もあるとの話ですが。
 本格的な市場の瓦解を目にしたことがないから、全資産の9割を不動産に向けるなんてことができるのですよね。

 とにかく利息が低くなったら住宅ローン使って不動産を入手。
 不動産価格が上昇したら売り抜ける。それだけを繰り返してきたのです。
 逆に言えばそれ以外の投資手段をほとんど知らない。
 もう住宅ローンの利息が3%以下になったって時点で、どうにかしてお金を借りて可能なかぎりの不動産を揃えることしか考えていないでしょうね。

 しかし、住宅ローンだけで500兆ウォン……。
 ま、最後の最後にジョーカーを引いてしまった人が損をするだけで、そこまでは儲けられるのですから問題ありません。
 だいじょぶ、だいじょぶ。

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日本経済新聞
2015/3/2