ソウル下水道料金の3年間33%引き上げ...「道路陥没などの解決」(聯合ニュース/朝鮮語)
ソウル市が老朽下水管の交換と漢江放流水質改善のために下水道料金値上げという最後のカードを取り出した。

道路陥没等で市民の足元安全への脅威が高まって水質環境の改善が急がれる状況に財源不足を理由にじっとして数万はないということだ。
国の補助金は出ていない経費節減など自助努力だけでは限界があり、ソウル市は、最終的に下水道料金の引き上げ案を出した。
ソウル市は23日、下水道使用料金を3年間で約33%引き上げる内容の下水道使用条例の一部改正条例案を立法予告したと明らかにした。

一ヶ月の使用量が30㎥以下の家庭の下水道料金は今年300ウォンから2017年に330ウォン、2018年360ウォン、2019年400ウォンに33.3%上がる。 (中略)

ソウル市は、現在の下水道料金が原価に比べ67.0%水準だと明らかにした。 2015会計年度決算ベースt当たりの処理コストが775.1ウォンだが、平均賦課単価は519.0ウォンと述べた。
(引用ここまで)

 韓国では電気料金も原価割れで供給されていましたが、下水処理料金も原価割れ。
 原価に対して67%って……。
 ちなみに水道料金も原価の83%

 地下鉄料金の値上げの時にもちょろっと書いたのですが。
 公共交通機関であったり、水道光熱費といった暮らしに最低限必要になるものが原価割れになるほどに低く供給されているということは、ぶっちゃけていえば「貧民」が多いのですよ。
 それしか払うことができない、もしくは無理に払わせたら政府に不満が募る。
 ガス抜きのためにも安く供給することが必要なのです。

 それをもって、向こうに移り住んだ日本人が「韓国の公共料金は安いんですよー」とか言っているっていうバカさ加減。
 なぜか韓国人も公共料金の安さを自慢してたりしますね。実際には貧民層の多さそのものを意味しているのですが。
 でも、もはや税金での補填も限界。
 ……なんだ、楽韓Webが提唱したデフレ対策、ちゃんとできそうじゃないですか(笑)。

池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機 (文春e-book)
池上彰
文藝春秋
2016/01/30