[単独]石油公社、カザフスタンジャンブール鉱区「2700億ウォン」を失って安値売却(newsis/朝鮮語)
政府が意欲的に推進したカザフスタンジャンブール鉱区が、最終的に安値で売却される。
カザフスタン政府の最終的な承認を残しているが、地元の買い手と石油公社側が事実上500万ドル(約55億ウォン)で売却する意見の接近を見たことが確認された。
これにより、2億5000万ドル(約2787億ウォン)が投入されたカザフスタンジャンブール鉱区は、最終的に買い入れから8年間で莫大な損害だけを残し売却されることになった。
すなわち、2億5000万ドルを投資して500万ドルが戻ってくるというわけだ。損失額はなんと2億4500万ドル(約2731億ウォン)に達することになる。

4日石油公社と関連業界によると、石油公社の理事会はジャンブール鉱区探査権における韓国の株式27%と現地運営会社の残余資材、現金性資産を500万ドルで売却することで意見の集約を見た。
先に政府は、2008年にカザフスタン国営石油会社(KMG)が所有していたジャンブール鉱区の株式27%を8500万ドルで買収した。当初の買収合意金額は7500万ドルだったが、契約の過程で原油価格の上昇により、13.3%上昇した金額を支払った。
ジャンブール鉱区は、李明博政府が集中投資を行った事業であった。株式価格の問題で交渉が遅々として進まなかったこともあり、韓昇洙首相が自らカザフスタンを訪問し、劇的に妥結した。
この事業に石油公社とKMG、SKイノベーション、LG商社、現代ハイスコ、大成、大宇造船海洋、三星物産などが参加した。民間企業は、政府から696億ウォンの成功ドル融資事業を受けたと伝えられた。

当時、政府はカスピ海の北西に位置するジャンブール鉱区に韓国の1年分にあたる原油輸入量よりも多い16億バレルの原油があると予想した。
しかし、実際の掘削結果原油埋蔵量は1億バレルにも満たないことが分かった。 2009年以降、投資したお金は約1億7000万ドルに達すると伝えられた。
これ石油公社は、撤退を決定し、売却を推進した。

売却過程も順調とはいえなかった。 3月末、石油公社が推進した契約条件は今の売却金額より4倍ほど多い2100万ドルだった。
しかし、売却交渉が進むにつれて、契約代金は500万ドルに落ち込んだ。カザフスタン買収者側から持分売買契約条件の変更を要求したものである。
契約保証も契約発効日から5年の間、最大500万ドルまで負担しなければならない。これと共に、現地運営企業の5〜7月の運営費も最大50万ドル、韓国で負担することにした。

石油公社の関係者は、「現地の買主と売却意見で接近を成し遂げたのは事実だが、コンソーシアムに参加しているので、カザフスタン政府の最終的な承認が必要である」と述べた。
(引用ここまで)

 「ま、油井の当たり外れはどうしようもない。次行ってみよう!」とはできないのですよね、韓国の場合。
 予算の問題で。
 2008年といったらWTIの原油価格が1バレル=100U.S.ドルをいつ超えるかという状況でしたから、「とにかく原油を確保するのだ!」という強迫観念に迫られていたもしかたないところ。
 それでもまぁ、これだけヘタを引くというのは跳梁跋扈する山師の世界に、ウブな韓国がだまされたってところが実際なのですかね。

 なにしろ、この2008年頃のものだけじゃなくて韓国は去年までの13年間、つまりノ・ムヒョンの頃から行われてきた資源外交のうち、石油開発だけで20兆8000億ウォンも注ぎこんでいるのですよ。
 今回の損失は2700億ウォン。うん、大したことはありませんね。
 カナダのハーベスト社売却時に生じた損失は1兆3300億ウォンとかでしたから。それに比べたらダメージは1/5以下なのでまだまだ少ないですよ。がんばって!
 もしかしたら、大化けする油井とかもまだあるかもしれませんし?

 ま、今回は綿々と引き継がれてきた資源外交敗北の歴史にまた新たな1ページが書き込まれただけです。
 まだまだ負けてない。
 去年年末の時点で石油公社の負債比率は453%だったけど。

石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか? エネルギー情報学入門
岩瀬 昇
文藝春秋
2014/9/20