韓経:【社説】根拠がない中国のTHAAD反対攻勢とあきれる経済報復説(中央日報)
THAAD(高高度ミサイル防衛体系)に対する中国の一方的な反対は度が過ぎる。北朝鮮の核・ミサイル開発が急進展している事態の変化には目を閉じ、自己中心的な反対論理ばかりを前に出す姿だ。このような攻勢に官営メディアが総動員されるような状況は残念だ。北核防御体系のTHAAD配備に反対するのは、韓国の自衛権に対する否定と見るしかない。米国の戦術資産であるため反対するのなら、韓国の自主的な核武装は歓迎するのかどうかから明確にする必要がある。

人民日報のシリーズ社説から英字メディアの論評まで、根拠のない反対と難癖はいちいち反論する価値もない。もちろん中国の世論戦にもてあそばれる国内の親中事大主義派の問題は深刻だ。(中略)

経済報復説に関しては明確にしておく必要がある。中国が韓国から輸入する商品はほとんど米国などへの再輸出用の部品だ。韓国から輸入した部品に付加価値を加えて世界各国に輸出するのがその本質だ。貿易は相互間の利害がかみ合って作動するものであり、他国に恩恵を与えるものでもなく特恵でもない。

中国メディアは国際貿易構造についてもう少し勉強するのがよい。中国が保有する1兆ドル以上の米国国債を売ることで米国を苦境に陥れるといった無知な脅迫と変わらない。中国の未熟で荒い行動が非常に心配だ。
(引用ここまで)

 出ました、「韓国から輸入しているものは中国にとって不可欠な中間材だから経済制裁はありえない」説。
 意味ないのですよね。
 中間材には手を出したくがないからこそ、韓流のドラマ放映を取り消したり、商用マルチビザを発行しなくなったりしている。
 まだ大規模なものではなくわき腹をつつくような攻撃ですが、それでも効く部分には効く。
 特に商用マルチビザが発行されないというのは地味に痛い。

 それに韓国から輸出されているものは中間材だけというわけではないですからね。
 食料や農産品もあるでしょう。農産品なんて検疫をちょっとサボタージュされるだけで大打撃。
 そうやって「中国の産業構造に損にならないレベルの制裁」だって充分にありえるわけですが。

 そういったものは規模的、効果的には大きくないにしても、なんらかの圧力を加え続けることでTHAAD配備に中国が反対し続けているという表明になるのがなによりも大きな効果になるのですよ。
 対中ビジネスをしている企業にとっては、「次は自分の番かも……」ってプレッシャーにさらされ続けるのですから。
 対中国の貿易量が大きな韓国だからこそ効く、というわけなのですよ。

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ワンダーシェフ
2012/11/22