日韓通貨スワップ協定再開に向け議論開始で合意(NHK)
27日の協議では、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱決定など世界経済の先行きに不透明感が増す中、韓国側から通貨スワップ協定の締結が提案され、日本として、協定の再開に向けて議論を始めることで合意しました。

財務対話のあと、麻生副総理は記者団に対し、「日韓両政府とも経済の協力を強化する必要があり、地域の金融市場の安定にも有益だと判断し、このタイミングで合意した」と述べました。
また、韓国のユ・イルホ副首相兼企画財政相は記者団に対し、「両国の経済協力の象徴的な意味として、きょう、韓国側から日本側に通貨スワップ協定の議論を開始することを提案して日本が合意した」と述べ、通貨スワップ協定の再開に向けた議論を始めることで合意したことを明らかにしました。
(引用ここまで)

 あれだけ「韓国側から言ってこなければ相手にしない」と言っていたのに、それをやってきた。
 メンツもなんもかもかなぐり捨ててきましたね。
 実は現在、アメリカの出口戦略が本格化するかどうかの際にあるのですよ。
 次の雇用統計でどうなるか決まるという状況。

 そしてアメリカの雇用統計発表は第1金曜日。つまり、来週の金曜日。もう1週間もない。
 もう本当に時間がなかった。
 なので、形振り構っちゃいられないというのが韓国側の本音なのでしょうね。

 面白かったのは聯合ニュースの速報でした。

[速報]韓日 通貨スワップ再開で合意(聯合ニュース)

 記事の中味なにもなしのいわゆるタイトルオンリーの速報だけ。
 それも誤報。
 あくまでも「議論を開始することを合意」なのに、もうなんもかんも飛び越して「通貨スワップ再開したぁぁぁぁぁぁあ!!!」ってくらいの勢い。
 それほど渇望している、ということなのですかねぇ。

 実際には「通貨スワップ協定に関する議論を開始」だけでも市場に与える印象はありますから、それを韓国政府は欲していたというところでしょう。
 楽韓WebではTHAAD配備から(米韓)通貨スワップ協定再開まではパッケージなのかもしれないという説を以前から唱えていました。それが日韓でも適用されているのかもしれませんね。

 アメリカがどう出るのか。日本に対して韓国への通貨スワップ協定を認めるのかどうか。
 ここ、ちょっと注目点です。