韓経:「科学の研究は好奇心から出発…ノーベル賞を強要する風土なくすべき」=韓国(中央日報)
キム教授は韓国人で最も有力なノーベル科学賞受賞候補としてメディアの注目を浴びた。だが2010年のノーベル賞は彼とほぼ同時期にグラフェンを発見した英国の科学者2人に渡った。選定委員会のミスだったという指摘が出た。彼は今でも自身に「有力な韓国人受賞候補」という修飾がつくことについて「もう私はノーベル賞とは関係ない人間」と言い切った。それと共に「科学者は決してノーベル賞をもらうためだけに研究するわけではない」として「スポーツ選手にいつ頃オリンピックで金メダルを取るのかと尋ねることがふさわしくないように、研究者にノーベル賞を強要しなければ良いだろう」と強調した。
(引用ここまで・太字引用者)

 このキム教授、韓国メディアが勢揃いで「ノーベル委員会のミスだ!」って激昂しているときに、中央日報のインタビューを受けたことがありまして。
 「まあ、そういう解釈もあるでしょ。あのふたりはノーベル賞が評価する『最初の寄与者』ですから。研究は楽しかったけど受賞が目的ではありませんから」とひょうひょうと語ってしまった人物。
 むしろインタビュワーのほうが悔しさを隠し切れていない不思議な記事でしたね。

 で、このインターネット番組での発言、特に太字部分は「もう勘弁してくれ」っていう懇願ですね。
 「同じ研究分野に2度ノーベル賞は与えられない」という原則が分かっている教授は、韓国からのそういう期待に応えられないというのが分かっているからこそ苦しいという部分もあるでしょうし。

 それでも日本人が21世紀になってから自然科学分野のノーベル賞をアメリカの次に受賞しているっていう事実は韓国人の自尊心(実際には虚栄心)を刺激するのですよ。
 それに次世代に期待できる科学者もそれほどいない。
 なので、いまだにキム教授を「有力な韓国人受賞候補」としてしまうし、コ・ウンさんが住んでいる市は「ノミネートおめでとうございます」ってトンチンカンなプラカードを掲げてしまう。

 そして、その狂騒ぶりを日本からニヤニヤしながらウォッチされてしまうのです。