「ギャラクシーノート7」、米国でリコール正式発表(ロイター)
Samsung Recalls Galaxy Note7 Smartphones Due to Serious Fire and Burn Hazards(アメリカ消費者製品安全委員会)
韓国のサムスン電子(005930.KS)は15日、米国で新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」をリコール(回収・無償修理)すると正式に発表した。対象は約100万台で、交換・返金に応じる。

サムスンは、交換用の「ノート7」は9月21日までには、米国の大半の小売各店で受け取ることができるようになると説明している。

米消費者製品安全委員会(CPSC)によると、バッテリーの過熱をめぐる報告が92件寄せられ、このうち26件は火傷、55件は物損が関わっていた。 (中略)

サムスンによると、世界全体でおよそ250万台のリコールが必要になる見通しだ。一部のアナリストは、リコールの影響でサムスンは今年、50億ドル近い収入を失う可能性があるとの見方を示している。
(引用ここまで)
 まずはお知らせまでに。
 消費者製品安全委のアナウンスもけっこうすごいですね。
 「深刻な火災と火傷の恐れがあるために回収」ですよ。

 ちょっと前までは「サムスン電子は35件の発火を確認している」という話だったのですが、このリコール時点で92件にジャンプアップ。
 カナダ、メキシコのNAFTA合同での公式リコールになるのだそうです。
 カナダが先立って公式リコールを行っていたのはこういうわけだったと。

 そして、ロイターの動画ではスマートフォンがこういった「安全問題」でリコールされることは極めて珍しいケースではないかという話が出ていますね。
 表示されていた性能が出ていないというようなものであればこれまでもあったということなのでしょうが。

 さて、問題はリコールや爆発のターンを終えて、これからこの爆発がサムスン電子にどのようにして影響していくのかというターンになりました。
 メインストリームのSシリーズではなく、5.7インチのファブレット。
 北米で100万台。
 ブランドイメージは下落するでしょうが、対応がそこそこ素早かった+誠意のある対応であったので「行って来い」プラマイゼロか、ややマイナスといったところ。
 これからこのサイズを出す度に同じことが言われるでしょうしね。

 四半期単位の短期的にはそこそこ大きな損失だけども、1年以上の中長期的なスパンではそれほど問題ない……くらいかな。
 ここで事故が重なると中長期にもダメージがくるでしょうが、TDKの子会社に全面的なバッテリー供給を依頼ということなので問題ないんじゃないかな。