853億ウォン投入された月尾銀河レールが結局廃棄…責任はだれが負う?(中央日報)
【社説】国産ヘリ「スリオン」の欠陥、適当主義が問題だ=韓国(中央日報)
 2008年に華麗な祝砲とともに「韓国初の都心観光用モノレール」のタイトルを付けて登場した月尾銀河レール。広報映像で車両は運転士もおらずに空中を浮かぶようだった。だが2016年に月尾銀河レールは手抜き工事により屑鉄のかたまりに転落した。

月尾銀河レールに投入された事業費は総額853億ウォン(78億円)。失敗の原因としては工事期間が不足した状況で行事進行のために無理に工事を進めた点が主原因に挙げられる。

施工便宜のために単一杭現場打設方式を選択したが、橋脚163個のうち59個を測量した結果、実際の位置と設計図面上の位置の誤差は39〜999ミリメートルあり、許容誤差の15ミリメートルを大きく超えていたことがわかった。

また、遠心力強化のための「カント」も設置されなかった。衝撃を吸収する緩和曲線は曲線区間34カ所中3カ所だけ設置された。

事故が起きるのは当然のことだった。2010年の試運転中に案内輪の破裂事故が5回発生した。同年8月には破損した案内輪が路上の通行人に当たり人命被害も発生した。

数百億ウォンの予算が虚空にまかれたが責任を負う人はない。月尾銀河レール事業遂行機関である仁川(インチョン)交通公社職員8人が警告など懲戒を受けたのがすべて。
(引用ここまで)
国産機動ヘリコプター「スリオン」(KUH−1)にまた欠陥が見つかり軍部隊への納品が全面中断されたが、技術力より慢性的な隠蔽と適当主義がより大きな問題だ。年初に米国で実施した結氷テストの101項目のうち29項目を満たせなかったが、防衛事業庁はこれを国防部に報告もせず、国会の対政府質問の過程で明らかになった。 (中略)

 予定されたテスト過程で欠陥が確認されたにもかかわらず、これを隠しながら関係者だけで甲論乙駁していたというのは問題になるしかない。
(引用ここまで)

 月尾銀河レールはセウォル号以前ですが、構造は同じ。
 なにがあっても誰も責任をとらない。  スリオンの氷結問題も似たような話。今日明日にでも氷塊が生じてエンジンを傷める可能性があったのに、隠蔽を続けていた。「氷結なんて起きるわけがない」=「過積載での転覆なんて起きるわけない」ってアレ。

 セウォル号沈没事件後は「マニュアルを遵守しよう」とかなんとか言い出していましたが。
 70年間こんな風にして国家運営してきたのだし、それが成功体験となってきた。
 やめるわけがないのですよ。
 指摘されるなり、事故が起きるなりしたら「運が悪かった」で終了。次に行くと。

 国が成長する過程であればそういうこともあるでしょう。日本も公害大国として知られていましたし。
 でも、韓国はすでに先進国の一歩手前まで来ているはずの国。いつまで経ってもケンチャナヨで「後進国型事故」を起こし続けて「お笑い韓国軍」を演じているわけにもいかないはずなのですがね。

 もし、韓国がそこから卒業するようなことになると楽韓Webで取り上げるネタが少なくなってしまうので痛し痒しではありますが。
 なくなることはないと確信してはいますけどね。