朴大統領 経団連会長らと面談=韓国若者の採用と投資拡大要請(聯合ニュース)
韓経:【社説】日本の対韓直接投資が4年連続で減る理由(中央日報)
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、青瓦台(大統領府)で経団連の榊原定征会長らと面談し、「昨年の首脳会談を機に締結された若者の人材交流に関するMOU(了解覚書)を受けて進められている日本企業の韓国の若者を対象にした採用博覧会やインターンシッププログラムが続けられる必要がある」と述べ、韓国の若者の採用を拡大するよう要請した。

 また、「若者の交流は韓国若者の失業率の増加や日本の求人難を解消するとともに、両国の経済協力強化の土台になる」と強調した。 (中略)

 朴大統領は「昨年の(旧日本軍の)慰安婦問題で合意した後、両国関係が未来志向的に発展しており、両国関係を超え、景気低迷や気候変動、テロなど世界的な挑戦課題への対応においても協力が強化されていることは意味がある」と評価。2011年以降、減り続けている両国の貿易規模を1000億ドル(約10兆3200億円)以上に拡大するため、電子商取引などの多角的な協力を求めた。

 また、「日本を訪れる韓国人が増え続けている一方、来韓する日本人は2012年以降減少したが、今年になって再び増加している」として、政府主導の大規模ショッピング・観光イベント「コリアセールフェスタ」を紹介。「こうした機会に日本から韓国を訪れられるよう、日本の財界が関心を寄せてほしい」と呼びかけた。

 その上で、韓国への投資拡大を要請。規制緩和や租税・賃貸料の減免など、外国人投資インセンティブの提供を約束した。
(引用ここまで)
今年の外国人直接投資(FDI)が過去最大を記録中というのはうれしいニュースだ。1−9月のFDIは150億5000万ドル(約1兆5500億円、申告基準)で、前年同期比13.4%増加した。製造業への投資が46.2%急増したのをはじめ、バイオヘルス、ICT融合、高級消費財など新産業分野にFDIが集まった。各種悪材料にもかかわらず、外国人が韓国経済のファンダメンタルと潜在力を信頼しているという証拠だ。

ただ、日本からのFDIは急減している。欧州連合(EU)・米国・中国など世界から投資が流入しているのとは違い、日本のFDIは4年連続で下落している。投資減少率も2013年40.8%、2014年7.5%、2015年33.1%と大きい。伝統の経済パートナーである日本の対韓FDIは昨年初めて中国を下回り、今年は中国の半分に減少した。

韓日関係を急激に冷え込ませている政治が問題だ。過去の問題をめぐる政治的な対立が経済交流にまで影響を及ぼしている。2012年に李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島(ドクト、日本名・竹島)を電撃訪問し、天皇の謝罪を要求して形成された緊張は今でも続いている。さらに最高裁がいわゆる「戦犯企業」に強制徴用の損害賠償を命令し、日本企業のFDIは急減した。日本企業の国内財産差し押さえの可能性の問題は致命的だった。

両国間の政治的緊張は韓国資本の日本投資にも悪影響を及ぼしている。韓国企業の日本企業買収が日本政府の反対で実現しないなど被害事例が相次いでいる。浅はかな政治的策略や民族感情の排除は必須だ。いつまでも過去の歴史に埋没しているわけにはいかない。韓日関係の改善が急がれる。
(引用ここまで)

 財産差し押さえをされるような可能性があるのになんで投資をする必要があるのやら……。
 カントリーリスクが高すぎる。
 それも「多少の出費」どころかすべてを失う可能性があるレベル。

 韓国はしつこく「日韓関係は特別な関係である」ということを強調するのですが、特別な関係であるからこそ関係を少なくしていく必要があるのですよ。
 日本はそんな「特別な関係」に疲れたのです。
 特別な関係からいかにして普通の関係にするか。
 そこが韓国が努力するべき課題なのですが、甲乙の甲であろうとし続ける韓国にとっては無理な話。

 であれば、もう関係を必要最小限にするというのは日本人にとって知恵ですわ。
 人件費は高騰していて、電気代金が安いくらいしかメリットがない。それなのに、なにかが起これば日本の責任だみたいに言われる場所なのですからね。投資が減少して当然というもの。
 中央日報(韓国経済新聞)の社説はその現実をよく理解していますね。

 経団連訪韓は3年連続になるのかな。その度にパク・クネ本人が出てきています。
 安倍総理とは「歴史認識ガー」で会談拒否していたのにね。
 経済的にそれだけ追い詰められているというのは実際の処なのでしょう。

 慰安婦合意ももはやメンツを重視して「日本の協力なんていらない」なんて言っているいる場合じゃないところまで追い詰められたからこそと思われます。
 それを政治的にうまく利用できるのであればなーとは考えますが。慰安婦合意自体はうまく立ち回ることに成功していると思いますけどね。
 日本人は弱みにつけこむ、ということが苦手なのでこういうときに躊躇しがち。もちっと強欲になってもいいと思うのですが。

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祥伝社
2013/12/20