【社説】サムスンの危機に見る韓国経済の成功方程式の限界(朝鮮日報)
米国のコンサルティング会社、インターブランドの先週の調査によると、サムスンのブランド価値は世界7位だった。6位のIBM、5位のトヨタ自動車を僅差で追うレベルまで躍進した。ギャラクシーSシリーズに代表されるように、サムスンだけが韓国の企業の中で唯一、高級かつ有名なブランドというイメージを持っているのだ。

 サムスンがこのようなブランド価値を築き上げるまでには膨大な努力と投資が必要だった。1993年の「新経営」宣言以降、量ではなく質に注力してきた結果だ。「嫁と子ども以外は全て変えろ」と李健熙(イ・ゴンヒ)会長が社員にはっぱをかけたように、サムスンは低品質・安物というイメージから抜け出すために血のにじむような努力を重ねた。携帯電話の不良品15万台を焼却処分するという「携帯電話火刑式」まで敢行した。このように苦労して築き上げたブランドイメージと消費者の信頼が、ガラガラと崩れる危機に直面しているのだ。(中略)

 ギャラクシーノート7の一連の騒動は、これまで上昇気流に乗っていたサムスンの「成功方程式」が限界に達したことも示している。サムスンは先行者をまねてその技術を応用した上で、大規模投資によって市場を掌握する「ファストフォロワー戦略」で成功を収めた。トップダウン方式の果敢な意思決定によってライバルをスピードで圧倒するのがサムスンの競争力であり、これはほとんどの韓国企業の特技でもあった。この特技によって到達できる最高点が「サムスンブランド」だった。しかし、ここまでが限界だという事実を認めなければならない。

 サムスンだけでなく、全ての韓国企業が同じ問題をはらんでいる。ここに韓国経済が直面している根本的な問題がある。これまで韓国が得意技としてきたことは、実は中国の方がより得意なのだ。規模が大きくスピードもさらに上げられるからだ。中国との差を広げるためには創造と革新が必要なのに、それすら中国に追い抜かれるかもしれないという状況だ。(中略)

 サムスンの一連の騒動から韓国経済の成功方程式が限界にきていることを読み取らなければならないのは、世界が注目してきた韓国の企業生態系が全体的にダイナミックさを失い、低迷という深みにはまってしまったからだ。社会全体が変わらなければ、また別の衝撃的事態に襲われるのは時間の問題だ。
(引用ここまで)

 これまで日本企業の真似をしてきた。
 日本企業に対して真似できる対象が少なくなったので、「これを作れ!」とiPhoneを目指すようになった。
」  デザインを盗んだとして数百億円規模で損害賠償を支払わされる羽目になったけども、その甲斐あってスマートフォン市場ではシェア1位になった。
 もう、パクれるところはなにもない。

 ギャラクシーS4あたりで「我々はイノベーターだ」と宣言して、エヴァンジェリスト的な立場の人から苦笑を買ってしまったり。
 ギャラクシーS6ではiPhone風にするためにSDカードを使えなくして自爆、S7ではそれを戻したり。
 原則としてここ数年、迷走しているのですよね。
 iPhoneの仕様とデザインに振り回されているだけ。

 今回のギャラクシーノート7は「iPhone発売に先行して対抗機種を発売するのだ」とやったつもりだった。先行者利益をたんまりといただけるはず、という算段だったのですよね。
 だけども爆発。
 そして「バッテリーの製造元を変更したから大丈夫!」とリコールしたものの、再度爆発。
 このリコール後に再度問題が出る、というのはかなりの大問題。
 リコールに応じてからの再発売というのは「もう技術的に問題はありません」という証拠のはずなのにまったく同じ問題が出た。
 そんなんだったら中国企業の製品でもなんでもいいんだよなってことになる。
 もはやスマートフォンでできることはどこの製品であろうともさほど変わらないのですから。

 リコール費用は2000億円とも5000億円ともいわれているのですが、販売中止にした機会損失とブランドイメージ毀損を加えたらどのくらいのマイナスになるのか。
 ギャラクシーS7がけっこうなヒットをしてようやく一息つけたというところで、サムスン電子がどうなっていくのか。
 イ・ゴンヒからの代替わりも含めて面白い展開があるかもしれません。

届きましたよ。さっくさくでこれはいいものだ。
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ASUSTek
2016/9/16