【社説】道交法違反前科12犯の観光バス運転手が起こした惨事(朝鮮日報)
 13日夜、京釜高速道路下り線彦陽分岐点付近で観光バスが全焼し、乗客10人が死亡、10人が負傷した。事故を起こしたバスは第1車線から第2車線に車線変更しようとして道路脇にあるコンクリート製ガードレールに衝突、直後に前方から火が出た。ドアはガードレールにふさがれて開かず、照明が消えた真っ暗なバスの中で乗客は脱出用ハンマーが見つけられず、ガラス窓を手や足でたたいたが割れなかった。運転手が消火器で運転席後部の座席のガラスを割り、避難できたのは一部の乗客だけだった。現行の規定では4本以上の脱出用ハンマーを備えておくことになっているが、これを守らないバスは多い。ハンマーがあっても見つけられないケースもよくある。しかも、車に火がついた状況でハンマーを見つけるのはなおのこと難しい。日本のようにバス出入口の反対側に非常口を設けるよう義務付けることも検討する必要がある。
(引用ここまで)

 バスにかぎらず、事故は起きるものです。
 なので、起きるものとして対策をしなくてはならない。
 こういうところに「韓国の安全係数の低さ」を感じますね。
 行く度に言葉にできないような細かい部分での安全軽視の傾向を感じて、なんとかエントリにしようとして断念するということを繰り返していたりします。

 そもそも韓国でバスの事故が少ないとはとても思えない。
 一度、韓国で市内バス、市外バスに乗ってみればすぐに理解可能なのですよ。
 統計での交通事故死の多さはこういうところに起因しているのだなと5分で分かる運転の荒さ。
 時々、ガス爆発も起こしますしね。

 それでいて、こんな規制の緩さ。
 暗闇になってどこにあるのか分からなくてもハンマーさえ常備していれば問題なし。
 窓ガラスが強化ガラスであろうとなんだろうと関係なし。
 両側に扉をつけたり、横転に備えて天井に脱出口を作ればそれだけ経費がかかりますからね。
 セウォル号事故でも分かりますが、「もはや先進国」とか「先進国一歩手前」を自認しているくせに人の命が異様に安いのです。

 これほどまでに人の命が安い国を先進国というのかなぁ……という、いつもの疑問が出てきますが、まあそういうことなのです。

入門テキスト 安全学
向殿 政男
東洋経済新報社
2016/3/18