ロッキード・マーチンが朴政府で勢いに乗る、「チェ・スンシルゲート」武器ビジネスまで?(マネートゥデイ・朝鮮語)
チェ・スンシル氏が韓国軍の次世代主力戦闘機となるF-35Aの導入とサード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)の導入過程などにも影響を及ぼしたという疑惑が提起されている。
チェ氏が使用したタブレットPCで既に南北間接触した軍の機密事項まで見たという事実が明らかになったし、一部では武器取引ロビイストであるリンダ・キムとチェスンシルの接触状況があったことを挙げている。

防衛産業では数兆ウォンレベルの資金が投入されることを考慮すると、リンダ・キム事件の時のように、超大型防産不正に拡散することができる可能性もある。
特に政界や軍の周辺では、米国のロッキード・マーティン社が世界1位の軍需メーカーはいえ、パク政権になってからというもの韓国の武器市場を掌握しており、その背景を調査しなければならないと主張がある。

キム・ジョンデ正義党議員は1日、「7月サードが電撃的に配置されたが、当時(サード製作会社の)ロッキード・マーチン側が現政府の実力者たちとの接触を試みたという話が多かった」とし「当時、ロッキード・マーチンが接触した秘線系実勢を明らかにしなければならない」と強調した。
金議員はまた、「リンダ・キムとチェ・スンシル氏の親交があるどうかはふめいだが、二人が互いに知っていることは事実」とし「リンダ・キムがまだロッキード・マーチンであるパートを担当しているとしたが、それがどのようなものなのか知ることができない」と述べた。
金議員は、先だって前日にFacebookへ「サード配置以来、不安になった首都圏の防衛にパトリオット6つの砲台を1台あたり6000億ウォンに供給すると、3兆6000億ウォンの市場が開かれる」と書いた。

今まで私たちが運用していたパトリオット(PAC-2)は、レーヨン社製であるが、今後導入予定のパトリオット(PAC-3)ミサイルは、ロッキード・マーティン社製品である。
実際のロッキード・マーティン社は、2010年代序盤には、韓半島の武器市場でいくつかの千億ウォンレベルの契約を受注する平凡なものであった。しかし、2014年から最近まで、ロッキード・マーティン社が韓半島武器市場を急速に吸収した。
次世代戦闘機F-35 40台導入事業のみ2021年までに7兆3419億ウォンを持っていき、次期イージス駆逐艦広開土-掘Batch-供砲謀觝椶垢襯ぁ璽献浩鐺システム事業も占めた。
1兆8000億ウォンが投入されると見られるKF-16改良事業責任会社も英国BAEシステムズからロッキードに変更された。

2014年3月、F-Xの最終機種が米国ロッキード・マーティン社のF-35Aで決定されたときにも、様々な議論があったという点に注目する必要がある。当初F-Xの最終的な機種は、ロッキード・マーチンのF-35Aではなく、ボーイングのF-15SEであり、価格の入札結果でもF-15SEが総事業費8兆3000億ウォンを合わせたことが分かった。
しかし、この結果は、当時の国防長官だったキム・クァンジン県国家安全保障室長の主宰で開かれた防衛事業推進委員会で「F-15SE次期戦闘機の機種選定案」が否決され、ロッキード・マーティン社に契約が変わった。

当時、金長官は、このような決定を「政務的な判断」と発言することによって、ある種の政治的背景があったことを示唆して論議を生んだ。
したがって、金長官が言及した「政務的な判断」が、最終的に上層部である大統領府の介入があったではないかということだ。
軍関係者はこの日、マネートゥデイもっと300とのインタビューで、「ロッキード・マーティン社のF-35Aが、韓国の戦力として優れた戦闘機であることは事実だが、突然ボーイング社からロッキード・マーチンに変わった理由は分からない」とし「サードの場合韓国政府がこれまで必要ないという立場だったが、これいきなり決定された部分で、いくつかの話が出てきているのが現実だ」と述べた。
(引用ここまで)

 ちょっと前に「もはや郵便ポストが赤いのもチェ・スンシルの仕業」という話を書きましたが、まさにそういう状況になってきました。
 野党議員がそう言っている、というだけなのですが。

 F-15SEからF-35Aへの変更も、THAADミサイル配備宣言も、KF-16の近代化改修の担当がLMになったのもチェ・スンシルの仕業。
 軍事的にはどの選択も不自然ではないですけどね。
 というかそもそもF-16の近代化改修にBAEを選んだことのほうがよっぽど問題だと思いますが。

 ロッキード・マーティンばかりというのはアメリカでも問題になっているくらいなので、基本的にアメリカの兵器体系をそのまま持ってきている韓国が同じ構図になっても不思議はない。
 この記事で出ている中で、唯一「あれ?」って感じたのはTHAADミサイルを配備決定したときの唐突さくらいなものですが。
 それでも韓国には必要な装備であることは間違いありません。


 実際、ロッキード・マーティンが韓国に営業にきているのは間違いないでしょうけども、さすがになぁ……。
 まあ、こういうような感じで「なにもかもチェ・スンシルが悪い」というような言われかたをするのでしょう。
 いくつかは実際にそうなのでしょうし、いくつかは言いがかりに過ぎないものもあるのでしょう。
 それほどまでに大きな事件であるというのは間違いないところでしょうかね。

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2015/6/30