韓国サムスン、米で洗濯機280万台リコール スマホに続き(日経新聞)
サムスンのスマホ発火対応、豪州の洗濯機問題の二の舞に(WallStreetJournal)
 米消費者製品安全委員会(CPSC)は4日、米国で販売されている韓国サムスン電子製の一部の洗濯機、280万台を対象にしたリコール(回収・無償修理)を発表した。9月には新型スマートフォーン(スマホ)「ギャラクシー ノート7」を異常発熱・発火問題でリコールしたばかりで、サムスンのブランド価値にも影響しそうだ。

 CPSCによると、サムスン製の縦型洗濯機で強い振動などの異常な動作の報告が733件あり、肩などを負傷した報告も9件もあったという。リコール対象の製品は2011年3月以降に製造された34モデル。米家電量販店大手のベスト・バイなどが450〜1500ドル(約4万6000〜15万5000円)の価格帯で販売していた。

 サムスンは8月に発売した新型スマホの電池に不具合が見つかり、9月にCPSCはリコールを決めた。同スマホはサムスンの今年の目玉製品だったが、生産停止に追い込まれ、巨額の損失が発生している。今回さらに白物家電の中核製品である洗濯機もリコールの対象になり、サムスンの幅広い製品で「品質」への信用が揺らぐ可能性がある。

 リコール対象となった洗濯機は日本で販売されておらず、今後の発売予定もないという。
(引用ここまで)

 けっこう誤解している人も多いのでピックアップしておこうかなと。
 オーストラリアでのサムスン製洗濯機のリコール理由は配線の失敗による漏電、発火です。
 こちらは一昨年のことでした。

 で、今回のアメリカでのリコール理由は異常振動。
 記事にもあるように負傷したり、中にはガレージの壁がぶち抜かれたなんていう例もあるそうです。

 ちなみにオーストラリアの例でもリコールして無償修理したはずの洗濯機から発火したという事例が報告されています。
 そしてこの時もリコールでの回収率は40%ほど。
 いまだにいつ爆発するのか分からない洗濯機がオーストラリアに数万台の単位で残されているそうです。

 ……なんだ、ギャラクシーノート7とまんま一緒じゃないですか。
 今回も「アメリカの保護貿易の表れだ!」とか騒ぎますかね。ギャラクシーノート7の時は「アップル優先のために韓国は犠牲になった!」って大騒ぎしていましたけども。

 こういうことが連続で起こると、印象は自乗で悪くなります。
 この会社の製品はどれもこれも不具合が起きているのだ、という印象になる。 アメリカ政府もそれを狙っていないというわけでもないでしょう。
 うまいことタイミングを合わせてきましたね。

 ギャラクシーノート7に続いて集団訴訟があるとして、どんな結果になるのかちょっと楽しみです。 

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別冊ESSE編集部
扶桑社
2015/4/23