[単独] "チェスンシル、サムスン・ハンファビッグディール承認代 巨額の要求」(MBC・朝鮮語)
◀アンカー▶
検察が、いわゆる秘線実勢チェ・スンシルさんに利益供与したという疑惑を受けているサムスン電子の瑞草社屋を電撃押収捜索しました。
サムスン電子は、チェ氏母娘のドイツの会社に280万ユーロ。35億ウォンを支援したという疑惑です。チェ氏の娘のための馬を買うのに10億ウォン以上の金が流れ込んで行きました。
チェ氏がサムスンとハンファのビッグディールに対して政府の承認を受けられるとして、サムスンに直接巨額を要求した状況を検察が捉えました。
バクチョルヒョン記者の単独報道です。

◀レポート▶
過去2014年11月、サムスンは、サムスンテックウィンとサムスンタレスなど防衛産業関連会社4社をハンファに売却すると発表しています。
防衛産業の売却は防衛事業法に基づいて、政府の承認を得なければなりません。
政府はわずか3ヶ月後、約1兆ウォン台に達するサムスンの防衛事業売却を電撃承認しました。これによってイ・ジェヨンサムスン電子副会長は、経営権継承資金確保(訳注:循環投資をほぐすための資金)に一息つくことができるようになったのです。

ところが、検察がサムスンの防衛産業企業売却のための政府承認プロセスにチェ・スンシル氏が直接介入した情況を捕捉しました。
検察はサムスンの防衛産業の売却を助ける見返りにチェ氏が乗馬協会会長社、サムスン電子を引き込んだ後、娘チョン氏の支援を強要したと見ています。
以降、サムスンのチョン氏のサポートは一瀉千里で行われました。

実際、サムスンは昨年9月チェ・スンシル氏が所有しているコレスポーツに35億ウォンを支援し、一ヶ月後には2020年の東京オリンピックまで186億ウォンを後援するという「大韓乗馬協会中長期ロードマップ」まで発表しました。
検察関係者は「チェ氏が大統領府関係者などを通さず、サムスンと直接接触して不当な支援を受けて出したものと見られる」とし、斡旋収賄容疑を適用する方針です。

サムスンも最近、検察に「チェ氏が乗馬サポートを条件に法外な資金支援を要請した」という立場を伝えたことで知られました。
検察は、チェ氏がどのように政府の売却承認の決定に影響を与えたのか覗く一方、今日の夜明けサムスン電子を電撃押収捜索してサムスンの防衛産業ビッグディールプロセス全体で捜査を拡大しています。
(引用ここまで)

 サムスン電子がサムスンテックウィン、サムスンタレスといった防衛産業をハンファに売却するためにチェ・スンシルが介入して承認を大幅に繰り上げることができた。
 そして、サムスン電子はチェ・スンシルに弱みを握られたので利益供与をするようになった。
 馬術への異常ともいえる額の支援もその見返り。これはおそらく税の軽減もしてもらえるでしょうしね。

 ふむ、これだったら「チェ・スンシルがロッキード・マーティンを操った」、「AESAレーダーにも介入した」なんて話よりは理解できるかな。
 しかし、これができるのであれば、チェ・スンシルの政権への食いこみかたはとんでもないということになります。
 「困ったときにはあの人を頼れば大丈夫だ」という認識が財界にある。
 そしてその情報をチェ・スンシル側が吸い上げることのできる地位にいた、ということですから。

 ……だったらロッキード・マーティンが知っててもおかしくないわけか。
 とてもじゃないけど、パク・クネが謝罪会見で述べたような「アドバイスをもらえる友人」ではないってとこですね。
 サムスン側の内紛があって、そこからのリークもありそうですね。
 その一方で政権側にはディープスロートのような人物が皆無であるっていうところがなんとも……。

 韓国の持つ独特の「ウリとナム」が内包している危険性を説明するのに分かりやすい事例ですね。
 こういう事態がいくらでもありえるのが韓国社会である、という話ができるわけです。

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ワック編集部
ワック
2016/11/4