スマホ爆発:景品のラーメンも返品? 製品交換で苦情噴出(朝鮮日報)
 サムスン電子が生産・販売を打ち切った最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の交換・払い戻しをめぐり、購入時の景品に関する消費者の不満が高まっていることが分かった。一部の代理店が同製品の購入者にプレゼントした景品について、購入者が未開封の状態で返品するか、現金で同等の金額を支払わない限り、ギャラクシーノート7の払い戻しまたは他社製品への交換に応じていないからだ。

 消費者相談センターなどに寄せられた苦情を分析した結果、ギャラクシーノート7の交換・払い戻しを開始した10月13日から1か月間で、同製品に関する相談は223件あり、そのうち景品に関する苦情が50件と最も多かったことが分かった。

 苦情は、景品の未開封状態での返品や現金での支払いを代理店に求められたというもので、特に、LGのV20やアップルのiPhone7など他社製品への交換を希望した場合にこのようなケースが発生していた。

 代理店の景品とは異なり、サムスン電子や移動通信各社が提供した景品は返品の必要がない。サムスン電子は当初、ギャラクシーノート7の払い戻しには景品の返品も必要との立場だったが、景品を返してもらう法的権利がない上、「米国では景品の返品は不要との措置が取られた」とのニュースが伝わるなど、世論が悪化したため、景品の返品は不要との決定を下した。

 これまでにギャラクシーノート7の回収率は40%台だという。
(引用ここまで)

 代理店というと、ドコモショップとかソフトバンクショップにあたるところですかね。
 爆発の危険があるリコール対象のスマートフォンを交換しにいったら「おまけの品も返せ」と言われたっていう。
 代理店としては、「サムスンのスマートフォンを買ったからこそおまけの品をつけたのであって、、他社製品に乗り換えるのであれば話は別」という考えかたなのでしょうけども。
 なんというか、本末転倒というか。リコールの意味がないだろうって話ですね。
 北米では政府機関から命じられた公式リコールなので、ユーザー保護の観点から返品を優先しているのでしょう。
 韓国でのそれはあくまでも自主リコールですからね……。

 そして、チェ・スンシル事件ですっかり影が薄くなってしまったのですが、いまだに原因究明ができていないのです。
 発売が8月19日。直後から発火、爆発の報告が多数会って最初の自主リコールは9月2日。北米での公式リコールが9月16日。
 発売からは3ヶ月、公式リコールから2ヶ月が経過しているにもかかわらず、なんのアナウンスもなし。

 時間が経てば経つほど、消費者の印象は悪化するでしょうから一刻も早くに発表するのが最良。それができないということは、よっぽど原因究明に時間がかかっているか、あるいは発表できないような部分にあるのか。

サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点 (文春e-book)
張相秀
文藝春秋
2015/1/25