THAAD配備で中国が韓流締め出し 日本アニメは大ヒット(聯合ニュース)
 米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反対する中国で、韓国企業や韓流が打撃を受けている。

 中国メディアは、自国内で韓国のドラマ、映画、番組など韓流コンテンツを締め出す「禁韓令」が出されたと報じている。

中国の国家新聞出版広電総局や外務省は禁韓令についてしらを切っているが、韓国芸能人の中国番組、広告、映画への出演が事実上中断されたことが分かった。

 北京の消息筋は「さまざまなルートを通じ確認した結果、禁韓令は事実のようだ。すでに中国の放送局では韓国芸能人の出演はもちろん、韓流スターが登場する広告もなくなった」と述べた。中国企業が政府の顔色をうかがい、韓流スターの公演などの申請を放棄するケースも相次いでいるという。 (中略)

 しかし、尖閣諸島問題をめぐる対立に加え、南シナ海問題に介入し、THAAD配備を検討している日本に対しては中国が制裁を加えていない。日本の芸能人や映画、企業が不当な扱いを受けているという報道もみられない。

 業界関係者は「韓国はTHAAD配備問題だけでも全方位的な圧力がかけられている。日本は中国に対し韓国よりも多くの問題をもたらしているが(日本への)制裁の動きはない」と述べた。

 中国で韓流が窮地に立たされているのとは裏腹に、日本の長編アニメーション映画「君の名は。」は大ヒット中だ。 (中略)

 現地の芸能関連企業の関係者は「韓国の場合、中国と親密な関係を維持していたが突然、THAAD問題で対立し、芸能産業が急激に打撃を受けた。日本の場合、中国との対立の歴史が長く、尖閣諸島問題やTHAAD配備が本格化した場合は韓国に劣らぬ被害を受ける可能性もある」との見方を示した。
(引用ここまで)

 韓国政府のTHAADミサイル配備決定で韓流が中国から追い出されようとしている。
 その隙間を縫うようにして「君の名は。」がヒットしている。
 直接的に書いてはいませんが、あたかも「韓流が追い出されているからヒットしているのだ」というような話になっているところが、韓国人の「自尊心(実際には虚栄心)」なのでしょうかね。

 うまいこと目をつけたな、という感じです。
 中国の産業にはマイナスの影響を及ばさず、かつ「制裁である」ということが誰の目から見てもよく分かり、さらに中国系の活躍の場を増やすことができる。
 一石三鳥ですわ。
 収録済みでどうしても韓国人俳優を出さなければならないときは顔にモザイクすら入っているのですよ。
 もはや、わいせつ物扱い。

 以前、なんとかっていう韓国の女優が「戦犯企業の三菱自動車の広告を断ってやった!」と大々的にアピールしてきました。そもそも本当にオファーがあったのかどうかすら確認することはできませんが、もしこれが本当だったとしても三菱自動車としては助かった、ということになりますかね。
 高い広告費を支払っても放映できたかどうか。
 放映できたとしてもモザイクかかってたら……それはそれで見たいような気もしないではないですが。

ユリイカ 2016年9月号 特集=新海誠  『ほしのこえ』から『君の名は。』
青土社
2016/8/27