同時期に鳥インフル発生した韓国と日本 被害規模には大きな差(聯合ニュース)
 韓国の農林畜産食品部などによると、日本では先月青森県の農場2カ所、新潟県の農場2カ所で鳥インフルエンザが発生し、鶏約55万羽、食用アヒル約2万羽が殺処分された。韓国では今月17日現在、54カ所の農場で約1660万羽が殺処分となった。 (中略)

 韓国政府の対応が日本より遅かったとの指摘もある。

 日本は先月21日に渡り鳥から鳥インフルエンザが検出されると、直ちに対応レベルを最高水準の3に引き上げ、防疫作業を開始した。一方、農林畜産食品部は今月15日に危機警報を「警戒」から最も高い「深刻」に引き上げた。

 金教授は「日本はマニュアルを作成し、鳥インフルエンザが発生すれば、マニュアル通りにすぐに動くが、韓国はさまざまな手続きが必要で、日本より(対応が)遅れる」と話した。
(引用ここまで)

 おや、いつも言っていることと違いますよね?
 日本のようにマニュアルばかりで頑なな国とは違って、韓国は柔軟性がある対応ができるっていつも言っていたじゃないですか?
 その柔軟さのおかげで北朝鮮から砲撃されたときには避難した村民をサウナに27日間も押しこめていたわけですが。
 そしてその対応をまるで大成功であるかのようにして、「韓国に大震災が起きても日本のように無様な姿はさらさない。避難は大成功だった」みたいに言っていたではないですか。
 実際にサウナに押しこめられた村民たちは憤懣やるかたなかったようですが。

 そんな「柔軟な対応」の極地がセウォル号沈没事故であり、ちょっとした地震が起きてもまったく対応ができなかった政府だったわけですけどね。

 マニュアル化というのは、ことが起きたときの最適化された対応なのですよ。
 もちろん、その弊害もあるけども大概の場面では最適化された動きのほうが適切なのはいうまでもない。
 今回の鳥インフルエンザの拡大具合ひとつを見てもそれが理解できると思いますけどね。
 まあ、知っているということと、理解できるということと、実際に行動できるということにはそれぞれにとんでもない深い差があるのですが。
 韓国がどうしても先進国になりきれないというのは、このあたりに理由があるんじゃないかと思うのですよ。

仕事と組織は、マニュアルで動かそう
内海正人
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
2008/12/11